電通の秋冬インターン体験記(総合職【人がおもしろく見えてくる 電通マーケティング1DAYスクール】)_No.23929

戦略や理論だけでは動かせない、人のリアルな感情や行動。徹底的な生活者視点と大胆な仮説思考で、マーケティングに“人間らしさ”を取り戻す戦略を描く。

座学とフィードバック中心で、生活者理解の深め方や広告企画の本質について学びました。日中はワーク中心で、与えられたテーマに対してチームでアイデアを練り、最終的には役員クラスの方々へプレゼンを実施。限られた時間の中で、企画の独自性と実現可能性のバランスをどこまで詰められるかが問われました。社員の方々からのFBも鋭く、緊張感と刺激に満ちた濃密な1日でした。

参加前は「大手広告会社」としての漠然とした印象しか持っていませんでしたが、インターンを通じて「徹底的に考え抜く文化」と「自由な発想を許容する土壌」の両立に魅力を感じ、志望度が大きく上がりました。特に社員の方々の、論理と情熱を持ったフィードバック姿勢や仕事への本気度に圧倒され、「この環境で自分も挑戦したい」と強く思うようになりました。

論理的思考力と発想力を兼ね備えた学生が多く、短時間で課題の本質を捉え、的確にアイデアを構築していたため。特に、ターゲットインサイトの発見に長けている学生が多く、議論の中でも本質を突く意見が多く飛び交っていた。加えて、プレゼン能力も高く、限られた時間でのアウトプットの質に圧倒された。

「正解を探す」のではなく、「問いを深め、仮説を設計する」ことの重要性。特に、マーケティングという領域は不確実性が高く、生活者の心の動きに寄り添いながら、新しい意味づけを行う姿勢が求められると実感した。また、奇抜なだけではなく、企業・生活者・社会の三方に接続する着地点を設ける構造力の必要性を学んだ。

「アイデアの面白さ」だけでなく、「そのアイデアの構造と根拠」にまでこだわることが重要です。審査では、斬新さだけでなく、なぜその発想に至ったのか、誰のどんな課題を解決するのか、という論理の筋道が見られます。また、日頃から生活者としての視点を養うことも大切です。