2007年卒住友化学の志望動機詳細（山形大学大学院/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

07年卒

理系

男性

学校名

：

山形大学大学院

職種

：

非公開

志望動機

　御社は、私の研究分野である有機ELの研究分野では、世界的なリーディングカンパニーとして存在している会社というのが、もっとも強い印象であります。特に高分子有機ELの分野において、ポリ（p-フェニレンビニレン）系材料のこれまでの発展は非常に目覚しく、さらに近年、ポリ（ジアルキルフルオレン）系材料における欧米企業との共同研究・開発など、先駆的な研究開発戦略は、研究スピードの加速化および高分子有機EL材料の市場形成において重要な戦略であると思いました。しかしながら、学術的には有機電子材料などはじめとする機能性材料において、固体状態の電気的劣化や界面状態の観点からはまだまだ分からないことが多く存在していると認識しております。そこで御社において学術的に裏づけられ、かつ信頼性のある機能性材料を安心して電気メーカーなどに提供できるビジネスモデルを構築できればと考えております。私は学部・修士において高分子化学および有機合成に取り組んできました。博士課程では、素子の光学的な影響など物理よりの現象に着目して研究に取り組んでおります。バックグランドが化学ですので、化学および物理的な影響を見据え、材料の立場になることによりその材料のポテンシャルを引き出すことが可能であるとかんがえております。また現在、低分子系と高分子系で二分されている有機EL分野ですが、将来的には、インクジェットプリントなどを使用したオールウェットプロセスを実現可能な高分子系材料が、薄型・大面積・低コストな電子ペーパー製造プロセスにおいて本命技術になり得ると考えております。このような会社で、ポテンシャルが高い有機EL市場を更に拡大させていくことが可能であると考えたのが、最も大きな動機です。

検索結果に戻る

本選考体験記に戻る

サイトからのご注意

ここに掲載しているデータは、「こうすれば必ずうまくいく」という類のものではありません。採用過程は人によって異なりますし、方針の変更や採用担当者が変わることで前年と大幅に変更される場合もありえます。
また、言うまでもないことですが、採用過程に対する感じ方は主観的なものに過ぎません。他人が誉めているからといってかならずしもあなたにとって望ましい企業とは言い切れませんし、ここで評価の高くない企業であっても素晴らしい企業はあるはずです。
掲載された内容の真偽、評価の信頼性について当サイトは保証しかねます。あくまでも「一つの結果」として参考程度にとどめてください。

本選考体験を投稿する