アサヒ飲料の秋冬インターン体験記(技術系職)_No.21736

技術系職種の仕事内容を知るグループワークに加えて、それぞれの部門 がどのような繋がりで仕事をしているのかを学ぶといった内容でした。それ以外にも企業のスローガンを考えるワークもありました。

1日目、2日目は各部門の社員さんのレクチャーを聞いた後に、そこで教わった知識を使って実際に製品がどのように提案され、作られていくのかをグループで考えるワークが中心でした。資料もたくさん用意していただけるので想像以上に学ぶことができ、また社員さんの日々の仕事を体験できるワークだったので、楽しみながらグループワークが出来ると思います。3日目はこれからも愛される企業になるために、社内でどのようなスローガンを作るべきかをディスカッションしました。最後に、どのような思いを込めたかも踏まえて、皆の前で1グループずつ発表する時間がありました。

参加した学生は一律に早期選考に招待される優遇がありました。一方 で、インターンで評価が高かったからといって、それ以上の優遇はありませんでした。早期選考は本選考とは完全に異なるフローで進むので、インターン参加者は仮に早期選考で落選したとしても、再度本選考を受けるチャンスをもらえるメリットがあると思います。

国内でも有数の飲料メーカーであるので、多くの人に愛される製品を作れるという観点では非常にやりがいを感じる仕事内容だと感じました。特に、競合他社と比べて長い歴史を持つブランドを多く有している点でも、これからも皆に飲んでもらえる製品を作ることができる可能性を強く感じました。しかしながら、懸念点であった初期配属に関しては、技術系職は必ず工場配属からスタートするというお話で、個人的には早く自身がやりたい業務に努めたい気持ちがあったので志望度は±0だと感じました。

グループワークが3日間かけて複数回行われたため、私たちのグループでは毎回ファシリテーターを変えながらディスカッションを進めていきましたが、誰がファシリテーターになってもスムーズに、かつ深い議論をすることが出来たように感じました。これは多くの学生が他企業のインターンシップなどで多くの経験があるからであり、私が参加したインターンシップの中でも学生のレベルの高さを感じました。一方で、学歴自 体は決して高いようには思いませんでした。そのため、インターンシップの選考基準に学歴はあまり重要視されていないのではないかなと感じました。

本インターンシップを通じて学んだことは、単に技術系職といっても研究職や商品開発職、エンジニア職などさまざまな職種が集まることで安定的に誰にでも愛される商品を作ることができるということです。インターンシップ中にも社員さんの方から何度も説明がありましたが、それぞれが繋がりを持って業務に臨むことが大事だと感じました。そのため、人材としても他者と積極的にチームビルディングをできる人が求められているように感じました。

まずはグループワークが何度もあるので、事前に他の企業で練習しておくか、友人やキャリアセンターを使って練習をしておくと緊張せずにインターンシップに臨むことができると思います。また、インターンシップ前にはエントリーシート形式ではなく、録画面接形式で選考が進むので、自分らしさを伝える絶好のチャンスだと思います。なので、いろいろ工夫をしながら何度も撮り直して、最大限自分の魅力を伝えるようにしましょう。