- 2024年2月上旬
- オンライン
- 3日間
ES
| 提出締切時期 | 2023年11月中旬 |
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貴庫の魅力は、民間金融機関が融資をしない事業者に対する支援ができる点だ。民間金融機関は利益を求めなければならないため、融資に慎重な側面がある。貴庫の政府系金融機関であることから、成長途中・新規・企業再生を図る事業者への融資を行い、地域活性化や日本経済を根底から支えることができる点に惹かれている。インターンシップへの参加を通じて、私が特に興味を持っている国民生活事業への理解を深め、貴庫で働くイメージを確立したい。そのために、職員の方々から地域経済の発展に貢献した事例をお伺いしたいと考えている。
マクドナルドでバイトリーダーとして新人育成に注力した経験だ。自店舗では長年人手不足に悩まされており、その要因の一つは半年未満の新人定着率が低いことであった。私は「従業員全員に楽しんで働いてほしい」との想いで改善に乗り出した。新人バイトと話す中で、定着率が低い原因は、職場に馴染みにくい環境にあることと気が付き、指導担当を固定するのではなく、交代制へと変更することで両者の接点増加を図った。結果、4割の定着率が6割まで向上した。この経験から、小さな創意工夫でも結果を大きく左右するということを学んだ。
私はこの課題の解決策として親族内承継と親族外承継の両面を推進することを考えた。現在、中小企業の87.5%は事業承継が進んでいない状況にある。しかし、廃業を予定している企業の半数近くが、今後も事業の存続と成長が可能な状態である。将来性があるにもかかわらず、廃業を余儀なくされるという課題は、その企業だけでなく日本経済にとっても大きな損失である。
解決策として以下の2点が挙げられる。
①経営者視点を体得するための研修の実施
親の事業を承継をしない理由の36.0%が「自分には経営していく能力・素質がない」となっている。そのため、経営に不安のある子どもに向けて、アクティブラーニングなど実践的な研修を行う。
②人材紹介企業を通じた企業と経営者になりたい人のマッチング
人材紹介会社に事業承継の部署を創設する。経営者だけで自分の企業に合った人材を見つけ出すことは困難であり、かなりの労力を要する。そこで、人材紹介会社が事業承継をしたい企業と経営者を目指す人にそれぞれヒアリングを行い、紹介を行う。
これらの施策によって、親族内承継と親族外承継を推進させることができ、将来性のある事業の存続が可能になると考える。
3つ目の設問を自分の言葉で伝えようと意識した。