日本政策金融公庫の夏インターン体験記(総合職)_No.21466

日本政策金融公庫の三つの事業領域について体感するワーク

国民生活事業、農林水産業、中小企業事業といった三つの事業領域があり、それぞれのワークを行った

当初は「公的な金融機関」として漠然とした堅いイメージしか持っていませんでしたが、インターンを通して中小企業や創業支援に特化していることを知り、自分のやりたいことと一致していると感じ、志望度が高まりました。特に、利益追求だけでなく社会的意義を重視する点に強く惹かれ志望度が上がりました

実際の融資案件を模したグループワークを通じて、企業分析や融資判断を行いましたが、一緒に取り組んだ学生たちは、金融の知識や財務諸表について深く調べてくるなど、準備の姿勢が非常に高く、短時間で的確な意見を出していました。また、グループ内でのディスカッションも活発で、論点を整理したうえで建設的な意見交換ができる力に驚かされました。そうした点から、全体的にレベルの高い学生が集まっていたと感じました。

銀行の中でもさらにお堅い人が多いイメージで、真面目な社員さんが多くいて雰囲気がとても良く感じました。

政府系というイメージしかなかったが、参加したことで具体的な事業まで知れたから

インターンを通じて、日本政策金融公庫が地域経済や中小企業の成長を支えていることの社会的意義を強く実感しました。特に、民間金融機関では融資が難しい創業初期の企業や災害被災企業に対して、事業の将来性や経営者の想いも踏まえて支援していく姿勢に感銘を受けました。また、グループワークでは実際の財務諸表や経営状況から融資の可否を判断する難しさを経験し、定量的な分析だけでなく、企業の背景や意志を読み取る定性的な視点の重要性を学びました。公的金融の役割と責任の重さを肌で感じ、自身も中小企業や地域の持続的成長を支える仕事に携わりたいという思いがより一層強まりました。

日本政策金融公庫のインターンでは、実際の融資業務に近いグループワークを通じて、公的金融の役割や業務の難しさを体感できます。アドバイスとしては、事前に財務諸表の基本的な読み方や、日本政策金融公庫がどのような企業に融資を行っているのかを調べておくと、ワークの理解が深まり、より有意義な時間になります。また、グループ内での議論が重要なので、自分の意見を積極的に伝えつつ、他のメンバーの考えにも耳を傾ける姿勢が大切です。職員の方から直接話を聞ける機会もあるので、気になることは遠慮せず質問して、視野を広げてください。