りそな信託銀行のインターン体験記詳細

顧客のニーズ応えた運用プランの考案・新規事業の提案

初日は、人事採用担当の方から会社概要とワークの説明をしてもらい、その後グループに分かれ自己紹介・顧客のニーズ応えた運用プラン考案ワークを実施した。とある会社の提示されてる情報から新規事業を展開するのか、既存の事業を強固にするのか、事業承継をするのか、を巡回する社員の方にヒヤリングをしながらまとめ、最後にプレゼン・フィードバックをいただいた。翌日は、りそなの強みを活かした新規事業の展開の提案ワークを行った。事前に考案した事業内容を基に、外国人起業志望者支援という海外展開や地域とのパイプという点に着目しプレゼン資料を作成した。今回の発表では優勝チームを決めるのだが私たちのグループが最優秀賞だった。その後は座談会を実施し行程が終了した。

リテールと信託を併営し、社員一人一人が専門的なノウハウとスキルをもに着けたまさに金融界の精鋭の方々と同じ環境で働けることで、顧客一人一人のパートナーとして、彼らの抱える課題にノンストップで応えられる複合的なビジネスモデルを理念としている姿勢に共感したから。

全員同様のインターンを数多く経験しており、中には事前に資料の読み込みをしまとめて共有してくれた人がいたので円滑にワークが進んだから。

座談会時の質疑応答やワーク中のアドバイスの際に、社員目線で語るというより学生目線で自分ならこうするだろうとイメージしやすい内容で説明してくれたから。

銀行・証券・不動産は互いに連携し合っているが、1つの組織にまとまっていることがないケースがほとんどだ。だがりそな銀行はフルラインの信託機能を搭載した複合的なビジネスを展開し、法なサービスだけでなく、個人の運用の手伝いや企業の組織戦略の考案、不動産事業など幅広い分野での取引をこなしており、全国各地にネットワークが張り巡らされている理由がよく分かった。

今回のワークでは、実際のりそな銀行行員の方々が実際に行っている信託業務・事業提案・顧客へのヒヤリングなど、銀行への理解というよりかは「りそな銀行」の業務理解に近いワークだったため、実際に新入社員である自分が周囲の行員と業務を遂行している自分のイメージが深まった。

アドバイスをもらったことについて。社員の方々がグループワーク時に顧客役として巡回された際にヒヤリング兼アドバイスをいただいた。家族や趣味などの参考情報は実際に使う運用情報に反映されるほど重要なカギになるから、雑談を多く挟んで良いと学んだ。

多くの銀行は代理店と連携して業務遂行しているが、りそな銀行は地域密着型のフルラインで、事業承継や不動産事業、資産運用など銀行だけでノンストップで業務を遂行できる点が他の銀行にはない群を抜いた魅力だと感じた。その分担当者一人一人が受け持つノウハウやスキルも膨大なため、そこは大変だなと感じた。

個人的に2日目の新規事業の開拓が大変だった。りそな銀行自体が既に多くの事業に着手しているため、実際にある事業と被ってしまいせっかくアイディアを発掘できてもお蔵入りになることが多かった。インターン前に公式ホームページを参照していたのだから、実際の事業現状に関して勉強できたはずだ。