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提出締切時期 | 2020年8月上旬 |
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「地味な虫」のススメ:貴方は何か生き物を飼ったことはあるだろうか。日本では犬や猫等の動物が特にペットとして人気だが、私は「地味な虫」の飼育を是非お勧めしたい。小学生の時、私は友人の何人かがカブト虫やクワガタを飼っていた影響から虫を飼いたかった。自分の虫は自分で捕まえたいとの思いから店で買うことを避けたが、家の近所にはカブト虫やクワガタ等自分にとっての「かっこいい虫」の住処はなく、せいぜい小さな原っぱがある位だった。しかし、原っぱでは多くのショウリョウバッタが跳ね回っていた。バッタは当時の私にとってかっこ良くない「地味な虫」だったが、簡単に捕まえられた為に飼い始めた。バッタとの生活は私を変えた。「地味な虫」だったバッタはいつの間にか私の大切な虫となり、より良い飼い方を調べる為図書館に通い詰める等、私はかつてなく能動的になった。更に、多くの驚きや発見もあった。バッタはキャベツを手で持って食べる、驚くと気絶する等、以前まで興味もなかったバッタの生態が非常に面白く感じられ、私の世界はぐっと広がった。もし貴方が生き物を飼いたいと思うことがあれば、一番好きという訳でもない「地味な虫」を飼うことをお勧めする。虫は初心者でも飼いやすい種が多いほか、動物程の豊かな感情表現の無い彼らは、かえって小さな発見に大きな驚きを与え、貴方の人生をより豊かなものとしてくれる大切な存在となるだろう。
生きる意味とは、自分にとっての人生の在り方の「正解」を見つけることだと考える。人は誰しも、生まれたその瞬間から自分としてしか生きることが出来ない。誰かの人生に互いに影響を与えることはあっても、誰かにその人生を代わってもらうことなど出来はしない。生きるうえで自分からは逃げられない、そんなこの世界だからこそ、自分と向き合い続けることで己を知り、自分は何が好きなのか、どんなことに魅力を感じるのか、自分のことを一つ一つ理解していった上で、自分が考える「正解」としての在り方を発見することこそが生きる意味なのだと私は考える。輝かしい結果を残すことが出来たかどうかで、その人の人生が意味あるものであったか否か決まる訳ではない。例え他人から見れば何も成し遂げていないつまらない人生であったとしても、目に見える功績のみにとらわれず、胸を張って「これが自分にとっての正解である」と言える在り方を見つけることにこそ生きる意味が存在しているのだと考える。
趣味が多すぎる為、趣味は何かと聞かれると困ってしまう。何事にも興味を持ち、勧められたものは毛嫌いせずにまずやってみる性格の為、鉱物や世界史、絵画、手芸…等興味の対象が日々広がっている。飽き性と言うよりも興味を一つに絞ることができない為に趣味が増え続けているが、思わぬ所で知識が繋がる事も多く、自分の知見を広めることに役立っていると感じることが多い。
とにかく自分の個性を前面に押し出し、面白い学生だと思ってもらえるよう意識した。たとえ落ちても良いから自分の個性を全てぶつける!という覚悟で書いたことが結果として良い方へとつながった様に思う。
面接
参加者 | 面接官:1名 学生:1名 |
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面接時間 | 30分 |
難易度 | 普通 |
雰囲気 | 和やか |
自己紹介を簡単に,エントリーシートを書いた感想,各設問への回答の深堀,現在所属している部活について
「生きる意味」の設問への、面接官の方なりの回答
選考を振り返って
エントリーシートと面接、どちらも共通してガクチカや志望動機といった準備できる・取り繕える質問は一切なかった為、何よりもその学生が持つ個性やどんな人間か、という部分が重視されていたと感じる。
「あなたはどんな人間か?」というタイプのあらゆる質問に対応できるよう、自分のこれまでの人生を振り返り、どんな意思を持って学生生活を送ってきたのかまとめ直す事。自分に関する質問だけはウェブや本にも答えが無いので、きちんと自分の行動の動機などを振り返っておく事が大事だと考える。
自分の強みを一言でまとめたキャッチフレーズの様なものを用意しておくこと。自分のキャラクターや強みを覚えてもらいやすいだけではなく、自分自身もそのキャッチフレーズに沿って質問の答えを考える事で、回答に一貫性を持たせられる。
開催時期 | 2020年9月上旬 |
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開催期間 | 3日間 |
開催エリア | オンライン |
開催場所 | オンライン |
職種 | 総合職 |
このインターンで学べた業務内容 | 企画 |
日給 10,000円
インターンシップの内容
未来の嗜好品を考える
1日目:自己分析とその結果をグループ内で共有するワークを行った。レクリエーションの様な和やかな雰囲気で行われた。実施内容は粘土での作品作り、自分史作成、自分の好きな物ツリーの作成など。
2日目:簡単な事業概要の説明と、たばこを分解して観察。後半からはグループワークが中心で、「自分達が実現したい未来」と「その未来を実現するための未来の嗜好品」について考えた。
3日目:引き続きグループワークを行った。最後に全体でプレゼン発表を行い、全員の投票で順位が決まった。優勝賞品は「要らないような要るような、いややっぱ要らないもの」。
元専売公社ということもあり、お役所気質のお堅い企業だろうと考えていたイメージが大きく覆されたため。社員の方々はとても個性的だが、同時に非常に優秀で親しみやすい印象を受けた。学生を驚かせよう、楽しんでインターンに取り組んでもらおうという心意気が感じられ、インターン最終日に各学生の家にピザが届けられたことには度肝を抜かれた。この様な雰囲気・社員の方々のいる会社で働きたいと強く思わされた。
参加していた学生の大学は東大京大、旧帝大、早慶、MARCH等で、ある程度学歴も見られていたと感じる。しかし、それ以上にどの学生も自分の好きな物がはっきりとしており非常にキャラクターが立っていた。「頭が切れて個性的」な学生を求めていると感じた。
わずか3日間のインターンシップではあったが、全体を通して非常に手間とお金をかけてくれた事がひしひしと伝わってきた。事前にインターンで使うものなどが宅配で送られてくるが、段ボールの中にはインターンで使う粘土遊びセットや分解用のたばこに加えて、子供向けの本や仏像のガチャガチャ、おつまみセットなどインターンとは直接関わりのないものもたくさん入っており遊び心に溢れていた。インターンの雰囲気も非常に和やかで、学生に楽しんで参加して欲しいという思いを感じた。
2点ある。まず、1日目の徹底的な自己分析を通じて自分はどんな人間か、何が好きなのか理解を深め、客観的に見た自己の性格を知る事が出来た。第二に、グループワークを通じて「今まで無かったもの」を考えることの難しさと楽しさを学ぶことが出来た。3日間を通じて、自分を知る⇒自分が実現したいビジョンを知る⇒ビジョンを実現する為の手段としてお題(未来の嗜好品)を考えるという構成になっていた為、お題についての答えを探すのではなく、お題を通じて自らの答えを作り出していく、という思考プロセスに触れることが出来た。そのプロセスの中で得た上記2つは今後の就職活動や仕事においても活かす事の出来るものだと考える。
JTのインターンシップは本当に選考とは無関係(メンターが付いたりフローが短縮になったり等が一切ない)なので、たばこ自体に特に興味が無くとも企業の雰囲気が面白そう、社員の人が面白そうといった印象を受けたら是非参加を考えてみてください。選考では、ガクチカ等のいわゆるテンプレ的な質問は一切ないので自分の個性を自覚し、その魅力をありのまま伝える気概で臨むと良いと思います。応援しています!
JTのインターンに参加した学生たちのインターン体験記は23件あります。
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