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MainVisualWoman's Career Story 現場で働く女性社員のリアルストーリー キャリアの転機を乗り越え、新たなステージで活躍する

Woman's Career Story 現場で働く女性社員のリアルストーリー キャリアの転機を乗り越え、新たなステージで活躍する

日本ロレアル株式会社

日本ロレアル株式会社

竹内まりMARI TAKEUCHI

コンシューマープロダクツ事業本部 ビジネスディベロップメント部 マネージャー

法政大学 社会学部卒。
2005年4月入社。営業を経験後、営業戦略企画部を経てキーアカウント営業部支店長に。トレーディングマネージャーを勤めた後、2017年9月から産休。翌年4月に復帰。

  • キャリアアップ
  • 社風・職場環境

化粧品業界No.1の売り上げシェアを持つ、フランス発祥の化粧品メーカーである日本ロレアルは、34ブランドを150カ国で展開しています。個性や感性を尊重し、一人ひとりが自分らしく働けるのが魅力的です。現在、2歳の女の子を夫と共に育てながら、自分らしく輝き続ける女性管理職に話を聞きました。

自分の言葉で志望動機が言える企業だけに応募

――就職活動について教えていただけますか。
大学3年の頃に就職活動を意識して、早い時期からいろいろな業界で活躍するOBやOGに話を聞きました。華やかな業界に興味があったのでマスコミなどを含め、当初は幅広い業界を視野に入れていました。でも先輩社員たちと話すうちに、自分自身の言葉で志望動機が言える会社だけに絞ろうと考えるように。もともと身近で愛着を感じる化粧品業界なら、自分の言葉できちんと話せるという自信がありました。
応募して驚いたのは、群を抜いて化粧品業界での採用がとんとん拍子に進んだことでした。面接で話すのが楽しくて、「今日は何を話そうかな」と考えていました。最終的には、損害保険会社、有名ファッションブランド、国内大手化粧品などから内定をいただきました。最終的に当社に決めたのは、働く人の雰囲気です。説明会や座談会で話すとき、「好きな雑誌の名前は?」など、学生でも答えやすい質問をしてくれ、ありのままの自分を見せることができました。パーソナリティーに興味を持って話をしてくれたのが好印象でした。

使命感と熱意で駆け回り、現場のいろはを学んだ

――研修について教えていただけますか。
新卒で入社した人は、マネジメントトレーニー(幹部候補生)になります。そのため、入社後は未来をけん引するリーダー育成を目的とした10カ月間の充実した研修プログラムに参加します。(※現在は1年間に研修期間が延長)例えば、工場での出荷作業や倉庫で商品のピッキング、百貨店で美容部員として販売するなど、このときに経験したことは今でも役に立っています。

――初めての配属先ではどんな仕事をしたのでしょうか。
大手GMSやドラッグストアなどの小売店のルート営業でした。新商品の大型展開を提案したり、売り場の責任者から売り上げ状況を聞いたり……。当時、新人で怖いもの知らずのところがあり、「大手化粧品メーカーさんの売り場をメイベリン ニューヨークに変えてください」と言って、売り場を拡大してもらったことも。とにかく当時はお店を回って自社の商品を並べていただけるのがうれしかったですね。売り場責任者の方にはお茶をご馳走していただいたことも。当時は一人ひとりの方との触れ合いを第一に、駆け回るのが楽しくてしょうがなかったです。

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入社2年目で営業戦略を考えるポジションに!

――当時、新設された部署に起用されたときのお気持ちは?
驚いて「間違いじゃないですか!?」と当時の上司に聞き返したら、さすがに笑っていました。今考えると使命感を持って店舗回りをしていた姿勢が評価されたんだと思います。
日本ロレアルでは、社員それぞれの個性を大事にする文化があります。手を挙げれば何でもチャレンジできるというわけではなく、若手でもしっかりと説得できれば夢がかなう。つまり自由がありつつも、情熱を持って打ち込み、結果を出せば評価してもらえる環境が整っているのです。新人のとき、ある新商品の発売プランに関して疑問があって質問したら、先輩が丁寧にかみ砕いて説明してくれました。新入社員だから言われたことをやっておけばいいというような雰囲気ではなく、新入社員だからこそ消費者目線での提案を求められるような、フラットでオープンな雰囲気なので楽しんで働けます。

子育て×仕事の両輪は当たり前。だから働きやすい!

――今、2歳のお子さんがおられると聞いていますが、仕事とどう両立しているのですか。
フランス系企業だからというのもあるのでしょうか。男女関わらず、仕事と子育ての両方ともに大事にしている人は多いです。私自身も今、2歳の娘を育てています。日本ロレアルでは「work hard, play harder」といった、プライベートにも価値を置く風土があります。例えば、自身のタイミングで長期休暇を取得する事が推奨されていたり、部署全体で定時に退社する事を推奨するプロジェクト「チャレンジウィーク」等が実施されています。
また、子育てを両立するための制度も充実しています。月に最大10日間、在宅で働ける在宅制度や安全に外からアクセスできるPC環境があり、ウェブカメラを使って会議にも参加できる。このように柔軟に働ける環境があるのは助かります。夫とスケジュール共有アプリを利用して、夕方の会議があるときには彼が早く帰れるように調整するなど、二人三脚で子育てしています。

――日本ロレアルを選んで良かったと思うことは?
会社のミッションは、「beauty for all すべての人生に美しく生きる力を」。ですから、話題の中心は化粧品。どんなに悩んだとしても、人をハッピーにできる仕事だから続けられます。また商品をどうやって成功させるのか、社員の目標が同じなのも魅力的です。
当社は「Beauty」に特化しているというのが、競合の外資系消費財メーカーと大きく違う点です。ちなみに今、マーケティングの世界ではグローバリゼーションが注目されています。これはマーケティングやコミュニケーションプランなどを世界で統一すれば、ローコストで済むという考え方なのですが、日本ロレアルは違います。Beauty、つまり美しさという観点から考えると、ユニバーサリゼーションの方が重要と考え、地域に合わせたカスタマイズ、日本独自の商品づくりに力を入れています。だから仕事にもやりがいを持って、いつまでも自分らしく輝き続けられるんだと思います。

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