大学生・専門学生の現役アルバイトランキングとその理由
記事更新日2016/03/10 | トレンド
この春、高校や大学、専門学校に進学する人なら、どんなアルバイトをしようか考えはじめている時期かもしれません。たくさんの職種がある中でどんな仕事を選ぶかピンときていない人も多いのでは?現役大学・専門学生500人に聞いた”今やっているアルバイトランキング”を参考にしながら、バイト選びの秘訣を探ってみましょう!
人気の職種でどんな能力が身につくのか
それでは実際に、どんなアルバイトをしている人が多いのでしょうか?
ずばりダントツの1位は「フード・飲食」(198名)。身近なファミリーレストランやファストフード、カフェをはじめ、夜までしっかり働ける居酒屋、そしてサービスマナーも身に付くレストランなど、多彩な選択肢が魅力です。同じ飲食業でもキッチンなら能率性、ホールなら接客の経験で対人能力を磨けるため、配置によって自分の個性を伸ばせます。
2位は「販売」(99名)。コンビニ、スーパー、アパレル、書店、食品と、扱う商品はさまざまです。将来、販売職を考えているなら、リアルな現場を体験できる販売バイトは外せません。
3位は「サービス」(75名)で、ホテル、ウエディング、ガソリンスタンド、漫画喫茶、清掃など。例えばホテルなら、お客様目線での接客や、就職にも役立つ言葉遣いと立ち振る舞いが身に付けられます。
4位は教育「57名」。塾講師や家庭教師、試験監督、ジムのインストラクターなど。それから5位「その他」、6位「軽作業・物流」、7位「イベント」、8位「医療・介護・福祉」、9位「製造・建築・土木」、10位「オフィス」と続きます。
せっかくアルバイトをするなら、将来の就職に備えて選びたいところ。社会人としての経験を積むのはもちろん、計画的に複数の仕事を経験すれば、アルバイトを自分に合う仕事を見つける手段にもできます。
「シフト」と「未経験」を重視すると無理なくスキルアップできる?
バイトを選ぶ時に、一番の重視するポイントは何でしょうか?
圧倒的1位は「シフトが選べる」(216名)。学校の授業はもちろん、部活やサークル、プライベートとアルバイトをバランスよく両立するためにも、時間が選べるというのは第一条件です。
2位は「家の最寄駅にある」(34名)。移動の時間と手間を減らすことで、学業との両立にも、自分の時間の捻出にも一役買います。
3位は「未経験・初心者歓迎」(33名)。学生のうちに色々な仕事を経験しておきたい、という場合でも、経験者歓迎のところには応募しづらいですよね。未経験者でも歓迎してくれる職場なら、スキルアップが目指せます。
4位は「交通費支給」(25名)、5位は「家と学校の中間地点」(23名)。興味のある仕事内容でも、交通費が出ないとアルバイトのためにお金がかかったり、また通学路から外れてしまうと時間のロスが多くなったりと、アルバイトをすること自体が億劫になってしまいます。
以下、6位「平日or土日祝のみOK」、7位「週4日以上入れる」、8位「まかないまたは社割アリ」、9位「髪型・髪色・服装自由」、10位「バイク・車通勤OK」、同10位「副業・WワークOK」という結果でした。他に「即日勤務OK」や「体を動かす」などを条件に探した人も。まずは自分にとって、アルバイト選びの譲れない条件をキーワードに探すと、候補を絞りやすくなります。
月の平均バイト代はどれくらい稼いでる?
みんなが月にどれくらい稼いでいるか、というのは気になるポイントですよね。
1位は「3~5万円」(169名)。平日は学校や部活が忙しいからか、週に1~2回、週末だけのシフトで働くと3~5万円となるようです。
2位は「5~10万円」(149名)。お小遣いとしての自由もきき、また友達付き合いや旅行などに使っても不便のない金額ですね。
以下は、3位「1~3万円」(128名)、4位「1万円未満」(49名)、5位「10万円以上」(40名)という結果になりました。「留学資金を貯めたい」「ファッションにお金を使いたい」などの具体的な目標がある人は特に、時給のいいアルバイトを選択しています。
月にどのくらい稼ぎたいかもきちんとシミュレーションして、将来に生かせる理想のアルバイトを探してください。
▼ランキング1位!フード・飲食系アルバイト特集をチェック!
フード・飲食系アルバイト特集