- 2022年1月上旬
- オンライン
- 3日間
ES
| 提出締切時期 | 2021年12月上旬 |
|---|
高校1年生の9月に、化学部での活動において学会発表を行い、先端化学賞というものを受賞したことだ。私は当時、4人のグループで、中和滴定についての研究を行なっていた。研究の中で、pHを測定するために、様々な測定液を試したりした。しかし、この研究は、趣味程度に楽しんでいただけだった。学会発表は、私とは別の2人組のグループが、別の研究内容を発表する予定だった。しかし、8月のある日、学会発表を行う予定だった別のグループの人員が欠けてしまったため、急遽私を含めたグループのメンバーで、中和滴定の研究で学会発表を行うことになった。そこで、大急ぎで学会に間に合うようにものすごいスピードで、研究を行なった。夏休み返上覚悟で、1日8時間の実験を殆ど毎日行い、データ分析や資料作成を自宅で1日3時間程行なった。その結果、9月の学会発表で先端化学賞という賞を受賞した。このように私は、瞬発的な力を出すことができる。
私が学業で力を入れたことは、一般教養の過程で行なう乗船実習を通じて、マイクロプラスチック問題に対する解決策を考えたことだ。私の所属する北海道大学では、おしょろ丸という大きな船を所有している。4日間の乗船実習をしている間に、海の水を採取する機会があった。そのときに、ペットポトル程の量の水を採取すると、見事に下部にプラスチックが分離したのだ。マイクロプラスチック問題は、思った以上に深刻だった。そこで、私はマイクロプラスチック問題について調べて、解決策を最終日のグループワークで発表することにした。船の中ではインターネットはおろか、携帯電話も使う事が出来なかったので、船の中にある資料しか頼る術がなかった。しかし、海洋学に詳しい乗船員の方々が沢山いらしゃったので、そこから沢山の情報を得ることができた。この経験より、私はマイクロプラスチック問題の深刻さ、そして情報共有がいかに大切かを学んだ。
人生でリーダーシップを発揮したことは、3ヶ月間アルバイトとして、コールセンターで保険のお問い合わせ窓口の担当をしたことだ。私の仕事は、保険金額を伝えることではなく、どうしたらお客様が保険に興味を持ってくださるかを考えながら資料送付を提案することで、技量を必要とした。例えば、ご年配のお客様のお話が聞き取れずご不快な思いをさせてしまったり、資料請求を上手に案内できなかったり、保険金額を答える資格を持つ方に電話を転送したりすることが度々あった。そこで私は、保険の資料請求件数が多い方の電話応対の方法を実践したり、上司に自分自身の通話音声の分析をお願いしてフィードバックを頂いたり、自分自身の話し方を丁寧になるように工夫したりするなど、試行錯誤して資料請求率を上げるように努力した。その結果、私の保険の資料送付率は100%になった。この経験から、何事も工夫して努力することの大切さを学ぶことができた。
結論ファースト