ＳＣＳＫの秋冬インターン体験記(SE職)_No.22562

各班与えられたテーマ(お年寄りや子供が使いやすいアプリ開発)において、scratchというソフトを用いたアプリの設計と開発

1日目、2日目のインターンの中心となるScratchを用いたアプリ開発では、「高齢者向け健康管理支援アプリ」をテーマに、チームで要件定義から設計・開発・発表までを一貫して行いました。Scratchは直感的で扱いやすい一方で、自由度に制限があるため、機能の取捨選択やシンプルな設計が求められました。特に、高齢者にも分かりやすく操作しやすいインターフェースの実現に苦労し、複雑な処理をいかにわかりやすく落とし込むかが大きな課題となりました。
3日目は座談会がメインでした。

シスキャリセミナー参加者全員に早期選考の案内(推薦、自由どちらか選べる)が来ました。推薦だと辞退できない代わりに、面接は1回で内定となります。どちらも普通の選考よりは選考過程が大幅に少なくなります。

実際にシステム開発を体験し、チームでの役割分担や顧客ニーズに基づいた要件定義の重要性を理解できたことで、SCSKでの働き方ややりがいを具体的にイメージできました。
また、社員さんの丁寧なサポートや雰囲気の良さから、ここで成長しながら働きたいと強く感じ、志望度が高まりました。

学生は経験者(簡単なプログラミング経験あり)と完全未経験者で、穏やかな人が多めで、とても優秀な人は少ない印象でした。属性は文系の学部生から理系の院生までいましたが、旧帝大は見かけませんでした。

社員の方々が終始丁寧に関わってくださり、質問に対しても真摯に対応してくれる姿勢から、穏やかで落ち着いた社風を感じることができたためです。また、上下関係にとらわれないフラットなコミュニケーションが印象的でした。

参加前は「開発」と漠然としたイメージでしたが、実際に要件定義から設計・開発・発表までを通じて、SEの仕事が技術だけでなく顧客との対話や提案力も求められると理解できました。

短期間ながらシステム開発の流れを一通り体験できる内容で、実務に近い学びを得られました。社員との交流やフィードバックもあり、技術とコミュニケーション両面での成長を実感できたため、非常に充実していました。ただ、時間の配分の仕方やフォローアップなどがもう少し手厚いとより良いプログラムになると感じました。

SCSKのインターン(シスキャリセミナー)では、システム開発の一連の流れをチームで体験することで、技術力だけでなく、コミュニケーション力や論理的思考力の重要性を実感しました。特に印象的だったのは、要件定義の段階で「相手の要望を正しく理解し、設計に落とし込む難しさ」です。顧客視点で課題を把握し、わかりやすく整理・提案する力の必要性を痛感しました。また、限られた時間の中でチームとして成果を出すには、メンバー間の役割分担や密な連携が不可欠であることを学びました。この経験を通じて、SEとして求められる多面的な力と、それを活かす場としてのSCSKの魅力を再認識しました。

SCSKのインターンは、ただ話を聞くだけではなく、実際に手を動かして学ぶ実践的なプログラムです。そのため、受け身ではなく積極的に参加する姿勢が非常に重要だと思います。自分の意見を臆せず伝えることで、議論の質が高まり、チーム全体のアウトプットも向上します。また、Scratchの基本操作や開発の流れに事前に軽く触れておくと、当日の作業がよりスムーズに進みます。プログラミング経験が少なくても、コミュニケーションや課題解決に前向きな姿勢があれば、十分に貢献できる環境です。企業理解を深めるだけでなく、自身の成長にもつながる機会なので、ぜひ全力で取り組んでください。