九州電力の秋冬インターン体験記(経営戦略)_No.24555

九電の経営戦略立案を考える。

経営戦略コースを選択したため、主に今後の時代の流れを勘案した上での経営戦略立案を行なった。脱炭素社会の到来や再生可能エネルギーの拡大、人口減少といった社会的変化を踏まえ、電力会社としてどのような事業展開が可能かをテーマに、数人のチームに分かれてディスカッションを実施した。グループは無作為に編成され、異なるバックグラウンドの学生と意見を交わす貴重な機会となった。最終日には各チームの提案を発表するプレゼンテーションがあり、社員からの講評も受けた。

社員の方も厳格で距離のあるイメージを持ったから。また、電力会社の業務は大規模で複雑だが、個々の社員の裁量は少なく、決められた業務を淡々とこなすというイメージが強くなった。

地方国立から上位国立まで幅広いレベルの学生がいた。

社員の方々は、親しみやすく落ち着いた雰囲気で、学生の率直な質問にも丁寧に答えてくださり、「一緒に働くイメージ」が持てるような対話ができた。

今回のインターンでの一番大きな学びは、「社会インフラを支える企業は、目立たないけど本当に重要な存在だ」ということです。日々の暮らしの中で当たり前に使っている電気が、実はどれだけ多くの人と仕組みに支えられているのかを、インターンを通じて実感しました。また、エネルギー&経営戦略という大きなテーマに対して、単なる理想論ではなく、「コスト」・「法制度」・「地域住民との関係」など、複数の現実的な要素をどう調整しながら提案を実行可能にしていくかという視点の大切さも学びました。グループワークでは、自分がこだわっていたアイデアを仲間にロジックで崩されたり、その逆もあったりして、考えを深めるプロセスも非常に刺激的でした。概ね満足する内容でした。

九州電力のインターンでは、企業理解と社会課題に対する現実的な視点が非常に重要です。事前に再エネ政策や地域電力事業の動向を調べておくと、議論に深みが出ます。また、「地域のために何ができるか」という軸を持つことが評価されやすいと感じました。知識以上に問われるのは、人や社会に対して真摯に向き合う姿勢です。チームでのディスカッションでは、アイデアを出すだけでなく、相手の意見を引き出す力も重要になるので、柔軟性と協調性を大切に臨んでください。