- 2023年12月上旬
- 東京都
- 1日間
ES
| 提出締切時期 | 2023年11月中旬 |
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私は海上職の方々の働き方は,その勤務形態や長期の休暇がある点など非常に特徴的であるというイメージがあります.
また,航海士と機関士のそれぞれについて前者は一,二,三等航海士が4時間毎に1日二回のペースで勤務していることから船上におけるオンとオフと切り替える習慣が大切になると想像します.仕事,休憩,仕事の流れは普段の生活の中で経験しないので当直間の休憩時間の使い方が仕事に集中する上で重要になると考えています.
次に機関士としての働き方は船体そのものを守るだけでなく船内の生活空間を守る仕事であると考えています.機関士の方々は航路の寒暖に関わらず主機や発電機などを時には過酷な環境になる機関室の中で作業服を汗や油で真っ黒にして働き,機器類をメンテナンスされている姿を想像します.その他にも船内における電球や生活配線などのトラブル全般の修理を担当するところから「最後の砦」の役割を果たすと考えています.
私は理想の将来像として好奇心を忘れず分野の分け隔てなく活躍するゼネラリストを掲げており,貴社の海上職における陸上,海上の両分野で働くというキャリアパスにとても魅力を感じています.
私は海上勤務時には「人々の当たり前を高いレベルの安全性を担保し実現する一翼を担う」ことが求められると考えます.それを実現すべく強みである行動力や視野の広さを活かし,常に次のことを予測し先を読んだ行動をし,一つ一つの判断を根拠を持って行いたいと考えています.また,乗船中は日本人クルーとのチームワークはもちろん,様々な国籍のクルーの方々と積極的にコミュニケーションをとり異国の文化に触れたいと考えています.
また,陸上勤務時では「海上で身に付けた海技力で船の安全航行をサポートする」ことが求められていると考えます.そのためには海上勤務時に得た自らの経験を事務系,技術系の社員と共有するなど他人に伝えることを通して様々な角度から海運業界や人々の生活を支えていきたいです.加えて,海で働くことについて俯瞰し自分なら海上でどのような判断をしたかなどを考えるスキルアップの時間としても有効活用したいと考えています.
海上職は特殊な働き方であり,質問の内容も業務についてのイメージを聞いていることから自身の持つ業務理解を前面に押し出すことを意識した。様々な説明会や,座談会,OB訪問を通して得た考え方や,知識,意見を織り交ぜることで志望度が高いことを読み取っていただく意図があった.