日本通運の夏インターン体験記(総合職)_No.21032

国内の輸送プランを構築せよ（顧客のニーズに応じた最適な物流提案を考える）

午前中は業界や企業に関する説明が行われ、物流業界に対する理解を深めました。午後からは少人数のグループに分かれ、国内輸送プランを構築するワークに取り組みました。顧客の要望や制約条件を考慮しながら、最適な輸送手段・コスト・納期を含めた提案を行い、その後グループごとに発表を行いました。発表後には社員の方から個別にフィードバックをいただく機会もあり、非常に実践的な内容でした。

明確な優遇措置として公表はされていませんでしたが、インターン後には参加者限定で座談会やOB・OG訪問の案内があり、社員の方と直接交流できる機会が複数用意されていました。グループワーク後の個別フィードバックも含め、参加者の人柄や考え方をしっかり見て評価している印象があり、今後の本選考に向けてプラスになると感じました。

インターンを通じて企業理解が深まり、業務内容には大きなやりがいを感じましたが、全国転勤がある点が私にとって非常に大きなネックでした。また、総合物流企業として多岐にわたる事業が展開されている中で、自分が特に関心を持っている分野に配属される可能性が低いのではないかという懸念もありました。そうした配属リスクやライフスタイルとの相性を考えた結果、志望度はやや下がりました。

インターン参加後には、参加者限定で社員との座談会やOB・OG訪問の案内がありました。こうした機会を通じて、現場で働く社員の方々と直接お話しすることができ、会社理解をより深めることができました。また、今後の本選考に向けた情報も提供され、選考へのステップアップを後押しする内容だったと感じました。

参加者の多くは、夏の時期に業界理解を深めたいという目的で参加しており、視野を広げる段階にある印象を受けました。初対面同士でありながらも、自分の考えをしっかり持ち、論理的に発言できる学生が多くいましたが、特別に突出したスキルや知識を持った方が多数いるという印象はなく、全体的に見てバランスの取れたレベルだったと感じたためです。

このインターンを通じて、物流業務が単にモノを運ぶ作業ではなく、顧客のニーズや制約条件に応じて最適な提案を行う高度な判断力と戦略性が求められる仕事であることを学びました。特に、コスト・納期・輸送手段といった複数の要素を総合的に考慮しながら、納得感のある提案を導き出すプロセスに難しさとやりがいを感じました。また、グループワークを通じては、論点整理やファシリテーションの重要性、他者と協働する中での自分の課題も明確になり、今後の成長に向けた気づきを得ることができました。

インターンでは、グループワークを通じて自分の考えを論理的に伝える力や、他者と協力しながら最適な解を導く姿勢が求められます。物流に関する専門知識がなくても問題ありませんが、事前に業界の基本構造や日本通運の特徴を押さえておくと、より深い理解が得られます。また、ワーク後には社員からのフィードバックもあるため、自分の立ち回り方や強み・弱みに気づく良い機会になります。緊張するかもしれませんが、積極的に参加して多くを吸収してください。