西武鉄道の夏インターン体験記(総合職)_No.23319

鉄道を基軸とした沿線価値の創出・向上に向けて、西武鉄道としてどのような取り組みができるか考える

インターンシップ初日は、鉄道業務全体の流れや今後力を入れている分野についてお話を伺い、西武鉄道という会社の方向性を知る機会となりました。2日目以降は、グループごとに複数の部署をまわり、それぞれの仕事を現場で見て体感しました。具体的には、駅や商業施設の開発を進める部門、観光客を沿線に呼び込むための取り組みを行う部署、そしてポイントサービスを活用した利用促進を行うチームなどを見学しました。各所で実際に働く社員の方と直接お話しできたことで、現場のやりがいやリアルな課題感も知ることができました。最終日には、それまでの見学を踏まえて、自分たちが感じた課題に対してどんな提案ができるかを考えるグループワークに取り組みました。

インターンシップに参加してみて、実際の現場を自分の目で見て、社員の方々と直接話す機会があったことで、会社の雰囲気や仕事のやりがいをより身近に感じました。特に、西武鉄道が単に電車を運行するだけでなく、沿線のまちづくりや観光振興にも力を入れていることを知り、地域の生活や経済に深く関わる仕事だと実感しました。旅好きな自分にとって、地域の魅力を引き出し、人々の生活を支えるこの仕事は非常に魅力的であり、ここで働きたいという思いが一層強まりました。インターンシップを通して、会社のビジョンや具体的な取り組みを理解できたことで、志望度が確実に高まったと感じています。

インターンシップでご一緒した学生さんの多くは早慶出身の方で、非常に意欲的かつ知識も豊富でレベルの高い方が多かったと感じました。論理的な思考力や課題解決能力に優れているだけでなく、積極的にコミュニケーションをとってチームをリードする姿勢も印象的でした。一方で、自分自身も負けないように努力し、旅を通じて培った地域理解や多様な視点を活かして貢献できたと思っています。このような環境に身を置くことで、自分の成長につながったと感じています。

社員の方々はとにかく気さくで話しやすい雰囲気でした。最初は少し緊張していたのですが、社員さん達がフレンドリーに話しかけてくれて、すぐに打ち解けることができました。業務の説明も分かりやすく、質問にも丁寧に答えてくださって、会社全体として人を大事にする姿勢が感じられました。

インターンシップに参加したことで、事業内容や沿線価値の創出に対する取り組みへの理解が大きく深まりました。実際に複数の部署を訪問し、社員の方々から直接お話を聞けたことで、パンフレットやホームページだけでは分からない現場のリアルな課題や工夫を知ることができました。
例えば、沿線開発の部署では、駅周辺のまちづくりが単なる施設建設にとどまらず、地域の人々の生活や商業活性化と密接に結びついていることが分かりました。また観光誘致の部署では、観光客を増やすための具体的なプロモーション戦略や、鉄道利用者のニーズに応じたサービス設計の工夫を学びました。さらにポイントサービスの部署では、利用者のリピート促進を目指したデジタル施策の効果や課題について、実践的な視点で理解できました。

インターンシップに参加したからこそ、ならではの知識が学べて本選考での優遇はなかったけど、面接の際の回答に強く生かせました。

このインターンシップでまあまあ成長できた理由は、現場のリアルな業務や多様な部署の取り組みを実際に体験することで、自分の視野が広がり、課題に対して多角的に考える力やチームで協力して解決策を練る力が身についたからです。一方で、時間配分や意見のまとめ方に課題を感じ、自分の伝え方やリーダーシップをもっと磨く必要があると気づきました。今後はこれらを意識して成長していきたいと思ったことを強く覚えています。

このインターンシップは、実際に複数の部署を回って現場の雰囲気を肌で感じたり、社員の方々と直接交流したりできたことで、教科書や資料だけでは分からない会社のリアルな姿を知ることができ、とても充実していました。特に、沿線開発や観光誘致の現場を訪れた際に、地域の課題に対して具体的に取り組んでいる様子を目の当たりにし、仕事の社会的な意義を実感できたことが印象的でした。グループワークを通してチームで考えをまとめる経験も得られ、自分の課題点にも気づけたため、全体として非常に価値のある時間だったと思います。

このインターンシップを通じて、西武鉄道のみならず、鉄道会社の仕事が単に「電車を運行する」ことだけでなく、地域の暮らしや経済を支える幅広い役割を担っていることを学びました。特に、沿線開発や観光誘致といった事業が地域と密接に関わっている点や、社員一人ひとりが地域のニーズに応えるために日々工夫を重ねていることを知り、自分が携わる仕事の社会的意義を深く理解しました。
また、現場での課題に対してチームで協力しながら解決策を考えるプロセスを体験し、コミュニケーション力や問題解決力の重要性も実感しました。これらの経験から、仕事には幅広い視野と柔軟な発想が求められることを学び、自分の成長につなげたいと強く感じました。

西武鉄道のインターンシップでは、単に聞くだけで終わらず、自分からこの部署ならこういう工夫ができるのではないか、などと積極的に提案や質問をしてみてください。現場の社員の方は意外とそうした新鮮な視点や率直な意見を歓迎してくれますし、インターンシップを受ける側としても記憶に残る存在になれたと私は感じました。
また、部署ごとに異なる課題や視点があるため、情報を一か所にまとめて、横断的にどうつながっているかについてを自分なりに整理してみると、最後のグループワークで他のメンバーと差をつけられます。単なる情報収集にとどまらず、全体像を掴むことを意識してみてください。インターンシップの内容をメモや、ノートに書き残しておくと春の本選考の面接でも思い出しやすく、話しやすくなるのでオススメです！！頑張ってください！