イオンモールの夏インターン体験記(総合職)_No.20956

架空のイオンモール内テナントに対して売上向上施策を提案する。（架空の雑貨屋）

はじめに企業説明と動画を通じて、全国のイオンモールで実施されているマーケティング施策や施設運営の裏側について知る機会があった。その後、6人前後のグループで、テナントの課題に対する売上向上施策を検討。配布資料を読み込み、課題整理から施策立案、発表までを短時間で行い、最後に簡単なフィードバックがあった。

2days対面インターンへの参加案内があり、そこに進めば早期選考に直結すると繰り返しアナウンスされていた。

施設開発よりも運営・管理がメイン業務であること、また短い間隔での全国転勤が前提である点が、自分の志向とは合わないと感じた。業務の幅はあるものの、希望する領域に関われる保証が薄く、魅力に感じづらかった。

限られた時間で提案を組み立てる必要がある中で、アイデア先行で論理的でない議論が目立った。

人事の方を含め、全体的に落ち着いた雰囲気で、丁寧に接してくれる印象だった。

業務の実態はモールの運営・マーケティング施策の実行に近く、企画的要素よりも現場寄りである点が印象に残った。また、ジョブローテーションや転勤の頻度といった制度面についても、説明の中で触れられており、働き方のリアルが少し見えた。

グループワークはほぼ初めての経験だったが、初対面同士で時間内に意見をまとめ、提案まで仕上げる過程には学びが多かった。相手の意見をくみ取りつつ、時間内で着地させるバランス感覚が少し掴めた。

社員との交流がなく、働き方やキャリアについて深掘りする機会はなかった。2daysインターンシップへの導線を意識した内容という印象が強かった。

商業施設の運営では、テナントごとの状況やニーズに応じた個別の対応力が問われると学ぶことができた。また、全国各地で施設を展開する企業である以上、短い頻度での転勤は前提であることも理解できた。自分がどんな働き方や業務内容に関心があるのか、軸を整理する良いきっかけになった。

ESは比較的通過しやすく、構えすぎなくても参加は可能。ただ、当日のグループワークでは短時間で結論を落とし込む力が求められるため、商業施設の運営者とテナントとの関係性についてざっくり調べておくと理解が早いだろう。社員と直接話す機会は少ないので、働き方の理解を深めたいなら2daysの対面インターンまで見据えておくと良い。