三井不動産の夏インターン体験記(グローバル事業)_No.25032

私は「街づくりを通じて人々の暮らしを豊かにする」という三井不動産の理念に強く共感し、インターンへの応募を決意しました。大学では都市政策を専攻し、地域社会の課題解決に向けた空間設計や制度設計について学んできましたが、実際の事業現場でそれがどう実践されているのかを知りたいという思いがありました。
特にグローバル事業コースでは、アジア地域における商業施設開発を題材に、現地の文化や消費者ニーズ、法制度を踏まえた街づくりを体験できる点に魅力を感じました。三井不動産が手掛ける台湾やマレーシアでのプロジェクトは、地域の文脈を尊重しながら新たな価値を創造しており、私が目指す「地域と共に歩む都市開発」の理想像と重なります。
また、社員との対話を通じて、企業の価値観や意思決定の背景に触れられる点も非常に魅力的でした。インターンを通じて、街づくりの本質に迫り、自分の将来像をより具体化したいと考えています。

大学2年次に、地域商店街の活性化を目的とした学生団体のプロジェクトに参画しました。課題は若年層の来街者数の減少であり、私は「地域と若者をつなぐ場づくり」をテーマに、地元高校生と連携したイベントの企画・運営を担当しました。
初めは商店街の方々との意見の食い違いや、高校生とのスケジュール調整など、ステークホルダー間の調整に苦労しました。しかし、何度も対話を重ねることで、双方のニーズをすり合わせ、最終的には地域の特色を活かしたフードフェスを開催。200人以上が来場し、商店街の方々から「久しぶりに若者の声が聞こえた」と感謝の言葉をいただきました。
この経験を通じて、課題の本質を見極める力、異なる立場の人々と協働する力、そして粘り強く物事を進める力を養うことができました。街づくりにおいても、こうした地道な対話と調整が不可欠であると実感しており、今回のインターンでも活かしたいと考えています。

課題→行動→成果→学びという構成にするよう意識しました。

あなた自身の強みや価値観を1分間で自由にPRしてください。

インターン本番では、チームでの課題解決が中心だったため、選考段階から「他者と協働しながらも、自分の意見を持ち、発信できるか」が重視されていたように思います。特に、文理混合のチーム構成を前提にしていたため、異なる視点を受け入れながらも、自分の専門性を活かす姿勢が求められていました。

AI面接や録画形式の選考が増えている中で、自分の話し方を客観的に見ることは非常に効果的でした。スマホで1分間の自己PRを録画し、表情・声のトーン・話すスピード・構成のわかりやすさをチェック。特に「結論ファーストで話せているか」「熱意が伝わるか」を意識して改善を重ねました。録画を繰り返すことで、本番でも自然に話せるようになりました。

企業理念や事業内容をただ引用するのではなく、それを自分の経験や価値観とどう結びつけるかを語ることが重要だと教わりました。