- 2025年3月上旬
- 東京都
- 1日間
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2025年1月下旬 |
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M&Aのような企業の有事の対応を通じてクライアントの未来に大きな影響を与えられる仕事に、責任感とスケールの大きさを感じたためである。この考えは、個別指導塾で生徒の志望校合格に向けて伴走する中で、困難な状況にあるときに支援し成果を上げることにやりがいを感じた経験に基づいている。この経験を通じて、企業の有事における戦略提案や財務面での支援を通じ、より広い規模で企業の成長に寄与したいと考えた。
「主体者として組織をまとめ上げたり、企業や人の成長を支援する際、常に第三者の視点を持つ」という価値観だ。この考えは、12年間続けた〇〇部で学んだチームワークの重要性と、塾講師として生徒の志望校合格を支援する中で培われた。他者の目標達成に寄り添い、感情に流されず客観的に状況を把握し、適切に行動する重要性を実感した。大学の準体育会〇〇部での新入部員獲得活動でこの価値観を体現した。競争意識の欠如と練習の質の低下が成績停滞の要因だと判断し、新入部員増加のためSNSを活用したPV作成を提案したが、予算制約から反対意見が多かった。私は主体者として熱意を持ちながら、第三者視点で参加者数と部員増加の相関データを基に効果を論理的に証明し、全員の賛同を得た。結果、体験会参加者は例年の2倍、新入部員は10人未満から20人に増加した。この経験を通じ、熱意と客観的視点を融合し成果を上げる重要性を実感した。
物流業界では、不動産投資ファンドやプライベートエクイティファンドによる物流企業の買収が注目されており、今後も増加すると考えられる。EC市場の拡大や2024年問題による深刻な人手不足といった課題がその要因である。物流企業はサプライチェーンの最適化やデジタル化を進める中で資本力強化が求められ、一方で物流センターは安定した不動産キャッシュフローを生む資産として投資ファンドに非常に魅力的な存在である。物流企業はネットワーク拡大や効率化を図り、投資ファンドは物流センター収益を活用しリスクを抑えた長期的利益を狙う。こうしたシナジー効果により、物流業界におけるM&Aはさらに加速すると考えられる。
投資銀行部門の選考であるため、論理的思考力や当事者意識、チームでの推進力が重視されると考え、それらを意識して記述した。志望動機では有事対応への関心と支援経験の接続、価値観ではデータを用いた説得の過程、M&A予測では業界動向と資金ニーズの具体的背景を示し、実務への関心と理解を伝えるよう工夫した。