オリックスの夏インターン体験記(総合職)_No.4617

二日間を通して感じたテーマは、オリックスのアセットを使ったクライアントの課題を解決するであると思う。

一日目：
一日目は、クライアントが経営状況に困っているというケースワークで、与えられた情報を基にどのような課題解決が求められているかを考える。そして、オリックスの事業を使って解決を考えるというワーク。クライアントからのヒアリングや同期とのヒアリング（という設定の人事との会話）を通して、課題解決をしていく。

二日目：
二日目は、投資事業を体験するというワークで、企業を三つ提示され、どの企業に投資し、投資戦略を練るかというワークをした。投資先の株式を全部購入し、経営に介入するというワークで、結局オリックスの事業を使って成長を図るという意味では、一日目とやっていることはそこまで変わらないかもしれない。

もともと特に志望している企業でなかったので、志望度は特に変わらなかった。
参加前のイメージは野球とレンタカーしかなかったので、それ以外にも様々な事業を展開していることを学ぶことができた。が、特に志望度に影響を与える情報でもなかった。

学歴的には申し分ない。旧帝、早慶がマジョリティで、たまにマーチがいる。
ただ、中身の部分では微妙な人が多かった。議論にもそこまで積極的でなく、そもそも議論に慣れていないような学生が多い印象であった。

正直ワークを通して、「人」や「会社・社員」に対して魅力を感じるタイミングはなかった。社員と話す機会もそれほどなく、単純に理解できる機会ががなかったことも原因にあるかもしれない。インターンでよくある座談会のようなモノがなかったのも少し残念な要素だ。

クライアント目線に立って考えるようにするというFBはよい学びであったなと感じる。当たり前のようなことであるが、いざプレゼン資料を作るときは理解してもらうことや論理展開を意識しすぎて、本当にクライアントが欲しい情報が入っているかという視点に立ち返ることは重要であるなと再認識した。

まず、オリックスの志望度が高い学生に向けてアドバイスをするとするならば、事業理解を深めたいという学生には参加するべきだ。オリックスが保有している事業を使ってクライアントにあたる経験をできるので、半強制的に事業理解が深まることになる。 次に、何となくインターンに参加しようとしている学生へ。 この企業は学生を囲い込むために、ウェブテストの性格検査の結果を公表することをメリットとして示しているが、思っているほどのものを得られないと感じた。どのような人間かが数値的に示されるだけで、そのような数値は他社の就活サイトや書籍などで得られると思う。