オリックスの夏インターン体験記(営業)_No.20767

オリックスが保有するアセットを活用し、架空の中小企業が抱える課題を解決するための提案を考える。

インターンは1dayのオンライン開催で、午前中に会社説明と社員講演が行われた後、グループワークに取り組みました。ワークでは、与えられた架空のクライアント企業の財務諸表や社員インタビュー資料を読み解き、企業が抱える本質的な課題を特定。オリックスのアセットを活用して課題を解決する施策をチームで考案し、最後にグループごとに発表を行いました。グループワーク中は社員がクライアント役となり、質問を重ねながらヒアリングを行い、提案をブラッシュアップしていきました。

参加前はオリックスに対して金融業界らしい堅いイメージを持っていましたが、インターンを通じて印象が大きく変わりました。社員の方々が非常に柔軟で温かい雰囲気を持っており、金融業界に対する先入観が払拭されました。また、実際にオリックスが行う提案型営業を体験する中で、単なる金融商品提供にとどまらず、幅広いアセットを活用して多角的に課題解決に取り組む姿勢に魅力を感じました。仕事の幅広さと裁量の大きさを体感し、自分自身も成長できる環境だと感じたため、志望度は大きく上がりました。

ワーク中は積極的に発言する学生もいた一方で、受け身の学生も見受けられました。議論の質としては、深い業界知識や財務分析力を持つ学生は少なかった印象です。ただ、全体的には基本的な協調性やコミュニケーション力は備わっており、議論が大きく停滞することはありませんでした。比較的早い時期のインターンだったこともあり、まだ業界理解や課題解決力をこれから磨いていく段階の学生が多かったと感じました。

オリックスが持つ幅広いアセットを活用して顧客課題を解決するというビジネスモデルの理解が深まりました。また、課題を解決するためには、自社サービスの押し売りではなく、まず顧客の声を丁寧に聞き取ることが重要であると学びました。さらに、財務諸表から企業の現状を読み取り、提案につなげる力の重要性も実感しました。この経験は、その後の他社インターンや面接対策にも役立ちました。

財務諸表をある程度読めるようにしておくと、クライアントの課題を適切に把握しやすくなります。また、ワーク中は発言量だけでなく、周囲との協調も意識するとよいでしょう。オリックスのインターンは1dayでも社員からのフィードバックが非常に実践的なので、積極的に質問する姿勢が重要です。金融業界への固定観念を持たず、フラットな気持ちで参加することをおすすめします。