オリックスの夏インターン体験記(総合職)_No.20594

架空企業に新規事業提案をするというワーク

オリックスのインターン1日目は、オリエンテーション後、課題企業の情報を読み込み、仮説を立てた上で企業担当役の社員にヒアリングを実施。その後、ヒアリング内容を整理し、オリックスのアセット活用案を検討する方向性を議論した。

オリックスに対する志望度は、企業研究や社員との対話を通じて大きく高まりました。当初は「金融系の総合サービス企業」というイメージでしたが、調べを進める中で、金融にとどまらず、環境エネルギー・不動産・ヘルスケア・空港運営など多岐にわたる事業を展開していることを知り、その柔軟で挑戦的な姿勢に強く惹かれました。

さらに、社員の方との交流で感じた風通しの良さや、自分の意志でキャリアを切り拓ける環境にも魅力を感じ、「自らの関心や強みを活かし、事業を越えて価値創出に挑戦したい」という気持ちが強まりました。多様なフィールドで社会課題に挑める点に共感し、志望度が高まりました。

一緒に取り組んだ学生のレベルは非常に高いと感じました。その理由は、限られた時間の中でも課題を論理的に整理し、現実的な解決策に落とし込む力を持っていたからです。

具体的には、初対面のメンバー同士でも円滑に議論を進め、的確なファシリテーションや要点の整理を行う学生が多く、単なる発言量だけでなく「チームとして成果を出す」意識が高いと感じました。また、他者の意見を尊重しつつ自分の考えも明確に伝える姿勢から、協働力や思考の深さが求められる環境に慣れている印象を受けました。

こうした姿勢やスキルを持つ学生と共に取り組んだことで、非常に刺激を受け、自分自身の課題や成長点にも気づくことができました。

「事業の多様性と、その中で求められる本質的な課題解決力」です。グループワークを通じて、金融・不動産・環境など異なる事業領域の視点から課題に取り組む中で、単にアイデアを出すだけでなく、実行可能性や事業性、社会的インパクトを含めて総合的に考える力の重要性を実感しました。

また、社員の方々との対話を通じて、若手でも裁量を持ち、多様な分野にチャレンジできる風土に触れ、「自ら考え動く力」が強く求められる環境であることを学びました。この経験を通じて、変化の激しい時代において、自ら考え抜き価値を生み出す力の大切さを実感しました。

オリックスは非常に幅広い事業領域を持っているため、表面的な企業理解ではなく、「なぜこの事業を選んだのか」「自分なら何を提案したいか」を明確にして臨むことが大切です。ワークでは自由度が高い課題が出ることも多く、発想力と実現性のバランスを意識して提案を考える力が問われます。

また、グループでの協働が重視されるため、自分の意見を主張しつつも、他人の考えを受け入れて議論を前に進める姿勢が重要です。議論を支える役割も評価されるので、リーダーでなくとも積極的にチームに貢献する意識を持ってください。

最後に、社員との座談会などの機会では、積極的に質問し、働く環境や価値観を自分の将来像と照らし合わせて考えることをおすすめします。主体的に学ぶ姿勢があれば、多くの学びが得られるインターンです。頑張ってください！