三井住友銀行の夏インターン体験記(サイバーセキュリティ職)_No.21416

中国のIT企業でのインターンシップでメンター制度導入のために、そこに対して反発していた10人の中国人社員との信頼関係を構築した経験だ。当初は、メンター制度導入を提案しても、すぐに変えてくれる信頼関係になかったため、まずは、相手が喜ぶ会話のきっかけを作ることで盛り上がる交流を意識した。例えば、味の濃い日本の食べ物での交流を行った。以前彼らが「味の薄い食べ物は食べ物とは呼べない」と話していたのをヒントに、日本から持ってきていたスパイシーで味が濃い大量の”柿の種”を10人全員に配った。すると「好みの濃い味で日本を感じられる！」と全員が喜んでくれた。このように、彼らの好みでありながら、日本を感じられるスペシャルなものという共通点と特別感を与え続け信頼関係を構築した。この関係性を元に「中西の提案なら聞くよ！」と協力してもらえたことでメンター制度の導入を達成した。

「Olive」を代表とする顧客中心のソリューション提案を行う貴社のIT・デジタル業務への理解を深めたい。剣道サークルで、それぞれの後輩に適したメンターを割り当てた経験から、「多くのニーズに応え、新たな価値を創出したい」というビジョンがある。本インターンシップで、その過程で必要なスキルを学びたい。

自身のインドでのチームリーダー経験やAutoCAT研究の成果を、三井住友銀行のサイバーセキュリティ部門が求めるCSIRT強化方針や最新のインシデント対策と結びつけるストーリーとして構築し、具体的な数字（チーム規模、改善率など）を盛り込むことで説得力を高めました。また、文字数制限を意識して「背景→課題→行動→成果」の流れを明確に区切り、銀行の直近の攻撃事例に触れる企業研究を反映させることで、志望動機に一貫性と独自性をもたせることに注力しました。

WEBテストや筆記試験を解く際には、SPIや玉手箱の出題形式を単に暗記するのではなく、なぜその解法が成り立つかまで理解することを重視しました。制限時間内に解答を完了させるために全体の八割を解答、二割を見直しに充てる時間配分ルールを自分で設定し、難問は一旦飛ばして最後に戻る戦略を徹底しました。さらに、長文問題では設問キーワードを先に確認して必要箇所のみ精読し、消去法を活用して全問マークすることで得点機会を最大化しました。

効果があった勉強法としては、市販の模試を本番同様に時間を計測して繰り返し解き、間違えた問題を“ミスパターンノート”にまとめて一週間ごとに復習するサイクルを実践しました。加えて、実際の試験時間を意識したタイムドプラクティスで時間配分感覚を身体に染み込ませ、同じ志望の友人と問題を交換して解答プロセスを相互レビューする相互添削スタディにより第三者視点を取り入れました。さらに他行の過去問を含む問題傾向分析で頻出テーマを特定し、弱点分野の重点演習で正答率を大幅に向上させました。

三井住友銀行のサイバーセキュリティ部門を志望する理由,チームで困難を乗り越えた経験,想定される銀行システムへのサイバー攻撃事案

CSIRTチームの一員として入社後最初の一年間で期待される具体的な役割や達成目標,実際にインシデント発生時には銀行内の他部門や外部セキュリティベンダーとどのようなコミュニケーションフローで連携しているのか,新たに登場するサイバー脅威や最新のセキュリティ技術にいかにキャッチアップし、チーム全体の知見として共有していく仕組みがあるか,同行が推進するデジタルトランスフォーメーション戦略の中で、サイバーセキュリティ部門が今後どのような新規プロジェクトや取り組みを担当し、たとえばクラウドセキュリティ強化、次世代ID管理、AIによる脅威検知システムの導入など、具体的にどの方向性にリソースを重点投入していく予定なのか

選考では、メガバンクのサイバーセキュリティに挑む明確な志望動機を論理的に語りつつ協調性と成長意欲を示せるかが特に重視されていたと感じました。

友人と行う模擬面接を録音・録画してSTAR法で回答を整理し、毎回のフィードバックを即座に反映するサイクルが最も効果的でした。

PREP法で結論から述べ、質問意図を確認して要点を簡潔にまとめ、最後に「以上です」と締める話し方が面接官に伝わりやすいと実感しました。