りそなホールディングスの夏インターン体験記(法人営業)_No.23664

学生時代に私が最も注力したのは、ゼミ活動とアルバイトの両立を通じて、主体性と対人スキルを磨いたことです。

ゼミでは経済学を専攻し、地域経済や中小企業の成長戦略をテーマに研究していました。論文やデータを用いた分析を重ねる中で、物事を多角的に捉える力や、課題の本質を考える論理的思考力が養われました。プレゼンの機会も多く、自分の意見をわかりやすく伝える力も高めることができました。

一方、アルバイトでは飲食店の接客を担当し、幅広い年齢層のお客様と接する中で、相手のニーズを瞬時にくみ取り行動する力、臨機応変な対応力が求められました。忙しい時間帯にチームで連携しながら働く経験を通して、協調性や責任感も強くなりました。

このように、知的探求心と実践的な対人スキルの両面から自分を鍛えることに注力してきた学生生活だったと自信を持って言えます。

私がりそな銀行のインターンシップに応募した理由は、地域に根ざした銀行業務と、リテール分野への先進的な取り組みを自分の目で確かめたいと思ったからです。

りそな銀行は、地域密着型の営業スタイルに強みを持ちながらも、デジタル戦略や顧客中心主義を推進しており、「人とテクノロジーを融合させた新しい銀行の形」を目指している点に魅力を感じています。私はこれまでアルバイトやゼミ活動を通して「人と深く関わること」にやりがいを感じてきました。だからこそ、金融という分野で「人の人生に寄り添う提案型の仕事」を体験してみたいと考えました。

インターンでは、銀行員としての役割や働き方をより具体的に理解し、自分の強みがどのように活かせるのかを確かめたいと思っています。地域とともに成長し、お客様と長く関係を築いていくりそな銀行の姿勢を、現場を通じて体感したいです。

エントリーシート記入時に注意した点は、「その企業だからこそ言える内容」にすることと、読み手が理解しやすい構成・表現を意識することです。

まず、どの企業にも通用するような汎用的な志望動機ではなく、「なぜその企業か」「なぜその業界か」を、自分の経験や価値観と結びつけて具体的に書くように心がけました。たとえば銀行であれば「人の人生に関われる仕事に就きたい」という思いだけでなく、「中でも地域密着の姿勢を大切にしている点に共感した」といったように、企業独自の特徴に触れることで説得力を持たせました。

WEBテスト・筆記試験でおすすめの解答テクニックは、まず「時間配分」をしっかり意識することです。全問をじっくり解こうとすると時間切れになることが多いので、まずは解ける問題から手早く解いて確実に得点を取ることを優先しましょう。わからない問題は一旦飛ばして、後で時間があれば戻るのが効率的です。

私が効果を感じたWEBテスト・筆記試験の勉強方法は、まず過去問や模擬問題を繰り返し解くことでした。問題の形式や出題傾向に慣れることで、本番でも落ち着いて取り組めるようになりました。特に、時間を計って解くことで実際の試験時間内で解答する感覚を養えたのが効果的でした。

また、苦手分野を早めに見つけて重点的に復習したことも重要です。私は計算問題が苦手だったので、基礎から丁寧に解説書や動画を使って理解を深め、反復練習を繰り返しました。

学生時代に注力したこと。,志望動機

インターン選考では、企業理解の深さや志望動機の明確さ、さらにコミュニケーション能力や協調性が特に重視されていたと感じます。自分の考えを的確に伝え、チームで協力できる姿勢が重要視されていました。

実際に第三者に模擬面接をしてもらい、フィードバックを受けることが特に効果的でした。家族や友人、大学のキャリアセンターのスタッフなどに協力してもらい、質問に対する回答だけでなく、話す姿勢や声のトーン、表情なども細かくチェックしてもらうことで、自分では気づけなかった改善点を知ることができました。また、録画して自分の話し方を客観的に見返すことで、話の内容だけでなく話し方のクセを直すのに役立ちました。

面接指導者から教わったのは、質問に答える際は「結論→理由→具体例→まとめ」の順で話すことです。この「PREP法」を使うことで、話が分かりやすく簡潔になり、面接官に伝わりやすくなります。また、自分の経験を話す時は具体的なエピソードを盛り込み、数字や成果を交えることで説得力が増すことも重要だと教わりました。自分で編み出した方法としては、質問の意図をしっかり考え、一度深呼吸してから答えることで焦らずに話せるようにしています。