みずほフィナンシャルグループの夏インターン体験記(営業職)_No.24394

ベンチャー企業のスタートアップに対する支援を体験する

グループワークで、各グループごとにメンターが一人つき、具体的な例を与えられてどのような選択をするかをグループで話し合う。
最終発表はなく、メンターが様々な役を演じて、話を聞いたり交渉したりする。

秋インターンでのGD免除の特典が全員にもらえた

インターンを通じてみずほ銀行に対する理解が深まり、志望度は大きく上がりました。それまでは漠然と「大手の銀行」という印象を持っていましたが、実際に話を聞く中で、ベンチャー企業への支援を中心に行う部署があることを知り、印象が大きく変わりました。単にお金を貸すだけでなく、企業の成長戦略に寄り添いながら支援していく姿勢は、まさに“お金を貸すコンサル”のようで、自分の興味とも重なりました。社会に対する影響力の大きさと、一社一社と真摯に向き合う姿勢の両方に魅力を感じ、この会社で働くイメージが具体的に描けるようになりました。

一緒に取り組んだ学生のレベルについては、就活の初期段階ということもあり、グループワークに不慣れな印象を受けました。議論の進め方や意見のまとめ方に戸惑う場面も多く、全体としてややぎこちない進行になることがありました。さらに、経済に関する知識が求められる場面も多く、特に経済や経営を専門としていない学生にとっては、前提の理解に時間がかかる様子も見受けられました。

この企業のインターンを通して、「お金を得る」と一言で言っても、融資や投資といった複数の手段があり、それぞれに異なるメリット・リスクがあることを学びました。重要なのは、そうした選択肢の中からお客様にとって最適な方法を見極め、提案することです。しかし実際には、事業フェーズや資金の使い道、将来のビジョンなど、さまざまな要素を考慮しなければならず、その判断は決して簡単ではないと感じました。この経験を通じて、金融の専門性だけでなく、お客様の立場に立って最善を考える視点の大切さと、その奥深さを実感しました。

この企業のインターンに参加するにあたっては、経済や経営に関する基礎知識をあらかじめ身につけておくことを強くおすすめします。インターン中には、企業の財務状況や事業戦略を踏まえた判断が求められる場面が多く、専門用語や基本的な仕組みを理解しているかどうかで、議論への入りやすさが大きく変わります。難しい内容までは不要ですが、貸借対照表やキャッシュフロー、資本コストといった基本的な概念を一度復習しておくだけでも、理解の深さが違ってきます。