みずほフィナンシャルグループの秋冬インターン体験記(アドバンストテクノロジーコース)_No.20126

業務理解ワークショップ

デリバティブ講義を2時間ほど受けた後に、みずほフィナンシャルテクノロジー社（以後、FT社）クオンツ技術開発部の若手社員と座談会があった。お昼休憩をはさみ、FT社役員の金融市場に関する講義、データサイエンティストによる講義、FT社説明会、みずほ銀行のクオンツ・デジタルテクノロジーコースの先輩社員との社員交流会が各1時間ずつあった。

リクルーターが付き、個別面談が実施された。また、本選考で人事面接が免除された。

まったく知らない状態からの参加であったが、FT社の会社説明や座談会で、クオンツの役割や業務内容、金融工学が銀行業務にどう貢献しているかを具体的に理解できた。疑問にも丁寧に答えていただき、理解が大きく深まった。

リクルーターが付き、個別面談があった。

学生同士の関わりはなかったためよくわからないが、修士以上が応募条件であったため、レベルは高いと予想される。

本イベントを通じて、専門外であった金融工学やクオンツ業務への理解を深め、自ら積極的に学ぶ姿勢が育まれた点で成長を実感した。事前知識が乏しい中でも、社員の方々に質問しながら講義内容を吸収することで、未知の分野に対して臆せず踏み込む力が身についた。また、自身の研究や理系的素養が金融分野でも応用できることを知り、視野が広がった。

講義・座談会・社員交流会といった多様なプログラムを通じて、短時間で濃密かつ実践的な学びを得られた点で非常に充実していた。特に、FT社の若手社員や役員、みずほ銀行の社員と直接対話する機会が豊富にあり、インターネットでは得られないリアルな業務の魅力やキャリアパスについて深く知ることができたことが、充実感の大きな理由である。

この企業のインターンを通じて、金融工学やデータサイエンスが銀行業務にどのように活用されているかを体系的に学ぶことができた。また、金融分野においても理系的な分析力や探究心が重要であり、クオンツとしての専門性が銀行のリスク管理や商品設計、経済社会への価値提供に直結することを理解した。加えて、社員の方々の姿勢から、専門性を楽しみながら高め続けることの大切さも学び、自身のキャリアに対する考え方が大きく変化した。

この企業のインターンでは、金融やクオンツの知識が事前になくても丁寧に教えてもらえるため、安心して参加してほしい。ただし、より深く学び、充実した時間を過ごすためには、基本的な金融工学やデータサイエンスの用語を少しでも調べておくと理解がスムーズになる。また、社員との座談会では積極的に質問することで、リアルな業務やキャリアの魅力をより深く知ることができるので、ぜひ臆せず交流してみてほしい。