- 2024年12月上旬
- 東京都
- 1日間
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2024年10月下旬 |
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私は、技術者の父の影響を受けてものづくりに興味を持ち、将来は製品の設計開発に携わることを目指し、精密機械工学を専攻している。現在は、主に力学を学び、安全率や許容応力を導き出して製品の強度を向上させる形状設計に取り組んでいる。特に設計製図の授業では、高い精度を目指すことに強いこだわりを持ち、線の太さや角度をミリ単位で調整し、見やすさと正確さを両立させる努力をしている。また、3DCADを用いて材料の特性に応じた物体を設計し、実際の使用環境を想定した耐久性や応力集中の解析を行っている。将来的には、設計開発職に就き、安全性や機能性が高く、お客様に満足してもらえる製品の開発に貢献したいと考えている。
私がものづくりのこだわりを一番強く感じた製品は、コクヨの「Duora2」という椅子である。この製品の構造設計における、使用者の快適性を追求する姿勢にこだわりを感じた。特に私は、家具体験コーナーで実際に座ってみた際に、姿勢の変化に合わせて座面が自動で傾く仕組みに感動した。これにより、自然に背骨のS字形状を保つことができ、どのような姿勢でも体に負担がかかりにくく、長時間座っても快適さが続くことを知り、印象的であった。また、背もたれ下部にはペルビックアジャストサポートが備わっており、3段階で高さの調整が可能である。これにより、体格や姿勢の違いに合わせて腰をしっかりサポートし、どんな人でも快適に座れるよう工夫されている。このように、人間工学に基づいた構造設計により、ユーザーの快適さを大切にし、細かなニーズに応えようとするコクヨのものづくりへのこだわりを実感した。
私が問題意識を持って課題解決をした経験は、大学2年次に取り組んだ材料力学の授業でのグループ製作である。6人で4か月間、木製の体重計を作るプロジェクトに参加した。製作段階では、メンバー間のコミュニケーション不足により、試作品がうまく動作しないという問題が発生した。この状況に対し、私は「メンバーが各自で漠然と作業を進めており、役割分担を決めなかったことが原因である」と仮説を立てた。そこで、解決策として話し合いの場を設け、メンバーの得意分野に基づいて役割を明確化した。また、個別の課題が発生した際に他メンバーに相談しやすい環境を整え、別視点からのアドバイスが得られるようにした。結果、製作は円滑に進行し、最終発表では学科内で決勝に進出し5位入賞を果たした。この経験を通じ、チーム内での円滑なコミュニケーションが課題解決に不可欠であることを学んだ。今後も、周囲と連携しつつ問題解決に取り組んでいきたい。
企業の製品について良く調べ、それについてしっかり商品についてのESを書くこと