大日本印刷の夏インターン体験記(事務系総合職)_No.21195

大日本印刷の技術やアセットを活用し、社会課題の解決につながる新規事業アイデアを立案・提案する。

2日間のオンライン開催で、1日目は企業説明と社員座談会を通じて、大日本印刷の歴史・技術・事業領域を学ぶインプット中心の構成でした。2日目はグループワークで課題設定を行い、DNPの強みを活かした新規事業の企画を行いました。メンバーで役割分担しながら、ブレインストーミング・市場調査・顧客ニーズ分析などを行い、最終的にプレゼン資料を作成し発表。発表後は社員からフィードバックをもらい、企画の説得力や社会的意義、実現性について学びを深めました。

インターン参加前は「印刷会社」という従来のイメージを持っていましたが、実際には印刷技術を核にしながらも、DXやヘルスケア、セキュリティ分野など幅広く事業を展開していることを知り、企業としての可能性と柔軟性に魅力を感じました。また、社員の方々が新しいことに挑戦する姿勢を持ちながらも、穏やかで誠実な人柄だった点も好印象でした。自分のアイデアを形にし、社会課題に貢献できる環境だと感じたため、志望度は大きく上がりました。

参加学生の多くが、旧帝大・早慶・MARCH・関関同立といった大学から来ており、発言の論理性や資料作成のスピード、課題設定の視点が非常に高いと感じました。議論では意見のぶつかり合いというよりも、相手の意見を尊重しながら質を高める姿勢が目立ち、実務さながらのグループワークが展開されていた印象です。そのため、学生のレベルは総じて高いと感じました。

大日本印刷が持つ印刷技術は単なる紙媒体にとどまらず、パッケージングやデジタル分野など、あらゆる領域に応用可能であることを学びました。特に、新規事業創出のグループワークを通じて、技術の社会的価値やユーザーニーズを的確に捉える視点の重要性を実感しました。また、社員の方々の丁寧なフィードバックから、論理性や顧客視点を持った提案力の必要性も強く感じました。

企業理解に加えて、印刷技術の多様な活用事例や、近年の取り組み（例：メタバース・サステナブル事業など）を事前に調べておくと、ワークの質が大きく変わります。また、課題解決のプロセスを重視されるので、企画力だけでなく、課題の本質を見抜く視点を持って挑むことが重要です。グループワークでは他人の意見を尊重し、チーム全体で成果を出す姿勢が評価につながると思います。