マイナビの秋冬インターン体験記(総合職)_No.20261

「プラチナビール株式会社の新卒採用を成功させる」というお題

最初に、人材業界およびマイナビに関する概要と、当日のワークの進行についての説明が行われました。その後、課題解決型のグループワークに取り組み、成果を発表。続いて、改めてマイナビの事業内容や特長についての企業説明があり、社員の方との座談会へと移りました。最後に今後のスケジュールに関する案内があり、希望者は引き続き座談会に参加することも可能でした。

・当初は華やかなイメージを持っていましたが、インターンシップを通じて実際の社風や職場の空気感に触れたことで、自身が大切にしている就職の価値観とは方向性が異なると感じました。
・社員座談会では、入社2年目以降は営業活動において大量の電話をかける必要があり、数値目標の達成が強く求められることを知り、自分には合わないと判断しました。

人事社員からオフィス見学・面談の案内をいただいた。

課題に対して真面目に取り組み、最低限のアウトプットはきちんと出していたものの、特に突き抜けたアイデアやリーダーシップを発揮する学生は少なかった印象です。また、議論の場では意見を求められて初めて発言する受け身の姿勢が目立ちました。ただし、チームとしての雰囲気は良く、意見がぶつかりすぎることもなく、円滑に進めることができました。全体として平均的な学生が多く、「可もなく不可もなく」といった印象です。

会社や社員の方の雰囲気・対応については「普通」と感じました。特に悪い印象はなく、説明会や面談では丁寧に対応していただきましたが、特筆して温かい・フレンドリーという印象も受けませんでした。社員の方との距離感はややフォーマル寄りで、質問にも的確に答えてはくださるものの、雑談や個人的な話があまりなかったため、会社としての人柄や雰囲気を掴みきれないまま終わってしまった印象です。全体として「淡々と整っている」といった印象を受けたため、普通と評価しました。

企業理解は「まあまあ上がった」と感じました。特に、新卒採用においてどのような人材を求めているか、またその背景にある企業理念や事業方針について具体的に知ることができました。これまでは「人材業界の大手企業」という漠然としたイメージでしたが、若手のうちから責任ある仕事を任される風土や、営業だけでなくマーケティング・広報・企画など多様な職種に関われる点を理解できた

今回のインターンを通じて、自身の成長については大きな変化は感じませんでした。理由としては、与えられた課題が比較的短時間で終わる内容だったことや、社員の方との深いフィードバックの機会が少なかったことが挙げられます。業界理解や企業の雰囲気を知る機会としては有意義でしたが、自分のスキルや考え方が大きく鍛えられたという実感はあまりありませんでした。

この企業のインターンを通して学んだのは、「正解のない課題に対して、自分なりの仮説を持ち、チームで形にしていくことの難しさと面白さ」です。ワークでは新卒採用に関する施策提案を行いましたが、前例のない課題に対してメンバー同士で意見が割れたり、方向性に迷う場面も多くありました。その中で、自分の意見を押し通すのではなく、相手の視点を理解しながら落とし所を見つけていくプロセスが大切だと実感しました。また、社員の方のフィードバックを通じて、論理性や相手目線の重要性も再確認できました。

この企業のインターンを受ける後輩に伝えたいのは、「受け身ではなく、主体的に関わる姿勢を大切にしてほしい」ということです。インターン中の発言や姿勢はしっかり見られており、グループワークでは“発言の内容”だけでなく“周囲との関わり方”も評価されると感じました。また、社員の方との接点もあるため、気になることがあれば臆せず質問してみることをおすすめします。短い時間の中でも、積極的に動いた人ほど多くの学びを得ている印象でした。事前に会社HPや事業内容を調べておくと、より深く理解できます。