- 2022年8月下旬
- 愛知県
- 2週間以内
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
提出締切時期 | 2022年6月下旬 |
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私は結婚式場のアルバイトで、早期離職率の改善を目的に後輩の指導方法を改善しました。私が長を務めるまで新人アルバイトの早期離職率が6割以上ありました。原因を検討したところ、お客様固有の式への対応による混乱から、披露宴中に恐怖感を覚え、働く意欲がなくなり、辞職につながることが分かりました。そこで私が式の前後に全体ミーティングを行い、個人の役割を明確化させながら、次の式へつながるようそれぞれの良かった点・改善点を伝えることで恐怖感がなくなるよう努めました。その結果離職率は1割ほどに改善しました。このことから課題に対して原因を検討し、解決へとつなげる過程を学び、この過程を研究にも活かしています。
私がこの実習テーマを希望する理由は、生産技術の観点から自身の研究テーマと同じ絶縁性能評価方法の開発について体験することで、多角的な視点を得る絶好の機会であると捉えたからです。私は現在、EV用モータにおけるモータ巻線の絶縁評価を行っています。その中ではモータの実運転を模擬した試験方法の開発およびその試験方法を用いた絶縁評価を行い、モータの小型・高効率化につながる巻線の薄膜化を検討しています。当実習テーマ内容は、私の研究に通ずるものがあると考え、自身の研究の実用性を現場で体感し、私の研究内容である「巻線の薄膜化」を目指す際の新たな知見を得ることで、今後の研究活動に活かすことができると考えています。
電磁気学・電気回路・電子回路を3年間講義で受講しました。そこで得られた基礎知識は研究を進めるうえで役立っています。また、私はモータ巻線の薄膜化を目指し、絶縁評価の新規試験方法の開発から絶縁評価までの研究を1年半行っており、モータの絶縁に関する知識や経験があるため、この実習テーマにおいて大いに活用できると考えています。
デュアルインバータシステム(以下DIS)採用による絶縁皮膜の薄膜化検討を行っています。
現在、自動車駆動用モータには高効率化、高出力密度化が要求されています。現状モータ巻線の絶縁皮膜は、絶縁破壊を確実に防ぐ厚さとなっています。私は絶縁被膜の厚みに着目し、絶縁皮膜の薄膜化検討を行いました。モータ巻線皮膜の薄膜化にはモータの高効率化、小型化という二つの利点があります。そこで従来のシングルインバータシステムとDISを使用し、モータの線間サージ電圧を測定、比較することでDIS採用による巻線の絶縁寿命への影響を評価しています。今後は自動車駆動を想定した駆動パターンを使用し、より詳細な検討を行う予定です。
ESに関してはすべての質問を通して自分の強みであったり、伝えたいことの筋を通すことは意識した。