基本情報
2021年卒|東北大学大学院|男性|理系
他企業でのインターン
アイシン精機,HONDA
- 2019年9月下旬
- 東京都
- 1日間
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2019年8月上旬 |
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混合燃料(n-ドデカン、シクロメチルヘキサン)に関して超臨界状態における流動に加え、各温度、圧力および反応時間等における分解成分比や吸熱量等の熱分解特性を明らかにするとともに、熱分解反応の特性を推定する数値解析技術を確立する研究です。
従来、ロケットエンジンには液体水素燃料を用いていましたが、密度の小ささに起因してタンク容積が大きくなることやコストが高いという問題があります。よって近年では常温で液体であり取り扱いが容易であること、液体水素燃料と比較して密度が10倍程度高いことからタンク容積を小さくでき、構造部材そのものをタンク化することが可能になる高分子炭化水素燃料が適しているのではないかと考えられています。しかし冷媒としての性能に着目すると、高分子炭化水素燃料は比熱が小さいことから吸熱量が小さいため、再生冷却システムが成立しにくいことが挙げられています。
また高分子炭化水素の熱分解反応は、圧力、反応時間、および温度に強く依存することが知られているため、炭化水素燃料の熱分解特性をより再現するため、より実験環境の流れを模擬した環境で数値解析を行う必要があります。
研究テーマの概要くらいしか書くところはなかったので、誤字、脱字には注意した。