梓設計の夏インターン体験記(設計職)_No.18988

設計や提案実務のチームに加わり、実際の業務作業に触れることで設計プロジェクトの検討の進め方やまとめ方を体験する。

まず、会社説明が行われました。そこで会社の歴史や近年の取り組みを学びました。そして、若手社員の方に担当についていただき、実際のプロジェクトのチームに参加させていただき、設計プロジェクトの検討の進め方やまとめ方を体験した。

梓設計のインターンを通じて、組織設計事務所の業務の進め方や、ゼネコン・クライアントとの調整プロセスを深く理解することができた。特に、スタジアムや空港などの大規模プロジェクトにおける設計のダイナミズム を実感し、単なる意匠設計ではなく、構造・設備・運用計画と一体となった設計の面白さを学んだ。

参加者は大学院生が多く、建築設計や都市計画の知識・経験が豊富だった。建築の専門知識を活かし、空間構成や構造計画、環境デザインに関する議論が活発に行われた。また、プレゼン資料のまとめ方や設計コンセプトの言語化能力も高く、全体的にレベルの高いディスカッションが行われた。

設計事務所での業務は、ゼネコンや自治体、企業など多様な関係者との調整が不可欠であることを実感した。設計者として、単にデザインを考えるだけでなく、プロジェクト全体を見渡しながら、現実的な視点で建築を創造する力 が必要であると感じた。

プレゼンの機会が多いため、論理的に説明できる力が求められる。設計のコンセプトを考える際は、見た目のデザインだけでなく、「なぜこの空間が必要なのか？」という機能性や運営面を意識した提案を心がけると良い。