日本設計の夏インターン体験記(機械設備設計)_No.9271

本研究では初めにバイオガス発電所が持つ課題について整理を行いました。バイオガス発電所の発電量の分析を行い、発電量が不安定であり調整が必要であることを確認しました。次に域内の発電機にて調整を行うことにより、生じる二つの課題の確認と解決手法の検討を行いました。一つ目は、発電機は街の電力需要も担うため常時調整可能ではないということです。そこで街の電力需要を分析し、発電機が調整を行うための余力について調査を行いました。二つ目は、調整により生じる排熱の利用先の検討です。本プロジェクトには熱をためるタンクが設置されています。そこで電力安定化を図った上で熱タンクを活用した排熱の有効利用を検討しました。本研究では、電力の需給バランスをスマートコミュニティ内の発電機にて調整し、電力の安定化に貢献することが最大の目的となっています。そこで本プロジェクトで想定されている発電機を活用した需給バランスの調整方法を分析しました。最後に域内の発電機にてどの程度電力安定供給に貢献できたかを分析し、定量的に評価を行いました。

ESが研究内容とパソコンスキルだけしかなかったため研究内容は専門外の人でもわかりやすいよう意識して書いた

研究内容をどれだけわかりやすく伝えることができるか