- 2024年9月上旬
- 京都府
- 2週間以内
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2024年6月下旬 |
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「ミリ波帯無線信号を光信号に直接変換できる光特性変換器の新アンテナ構造の設計・開発」を研究している 。情報化社会の発展に伴い、高速・大容量通信を実現するミリ波帯が注目されているが、ミリ波帯通信システムの構築には多くのアンテナと効率的な中継が必要である。そのため、ミリ波信号を光信号に変換し、光ファイバで高速・低損失に伝送するシステムの研究が進む 。従来のシステムでは電気信号の伝送損失や外部電源の必要性が問題だった。本研究では、アンテナに光変調器を集積し、アンテナで受信したミリ波電界を光路に印加して光変調を行うことで、外部電源を不要にする。また、変調量を増大させるために 光を小さい空間に閉じ込める構造を採用する。現在、素子数を増やして位相変調量を増加させ、電界増幅率などを考慮したアンテナ形状を設計している 。今後は作製難易度も考慮しつつ、適切な素子数と配置を決定していく方針である。
学生時代に塾講師のアルバイトを経験した。講師間の生徒の情報共有が不十分で、生徒の勉強意欲や授業の質が低下していた。そこで生徒の状況を共有し、内面のケアも行うことで生徒の立場になって指導した。
私は、常に変化する情報通信社会に対応するための人材育成と仕事にやりがいや成長を感じることを重視している貴社の姿勢に魅力を感じている。私は高周波に対応した半導体光デバイスの研究を進めていく過程で通信技術や電子部品は常に進化し続け、自身もこの仕事に携わり、達成感を感じながら一緒に成長したいと考えた。貴社のインターンでは、設計と評価を通じて実際に作った物が社会でどのように役に立つかを学びたい。
テーマ93、80、54を選んだ理由【無線通信技術で世の中を便利にしたい】
私は無線通信技術に強い関心を持ち、その可能性に魅了され続けている。現在、私は「ミリ波帯無線通信に向けた光変調器」の研究に取り組んでおり、その過程で無線通信技術を用いた自動運転システムに興味を惹かれた。自動運転において車両周辺の物体との相対距離を計測するためのセンサーとしてミリ波レーダーがあり、これは誰もが自由に移動できる社会の実現に必要不可欠だと考えた。また、日常生活で必ず使用されるクレジットカードや交通系ICカードなどに搭載されるRFIDはこれからも人の生活を支える根幹となると考えており、モノづくりだけでなく他業種との関わりも含めて考えることで高周波技術を用いる自身の研究にも貴重な体験になると感じた。私は特にミリ波を受信するアンテナ構造や配置に着目し、研究している。その過程でHFSSを使って設計を行っていたことで、テーマ93、80のミリ波アンテナの設計、デバイス評価に自身のアンテナ設計や電磁界シミュレーションの知識を活かせると考えている。また、普段使用しているスマートフォンのような身近な無線通信機能を再現する通信モジュールの開発体験を通して通信技術全般に対する知識も深めたいと考えている。インターンの過程で出た疑問を実際に技術者として働いている先輩社員に質問しながら取り組める点も非常に魅力を感じた。
テーマ33、35を選んだ理由【電動化する自動運転でのノイズの立ち位置】
私は前述の通り自動運転技術に興味を持っており、実用化される過程で、ノイズは重要な
問題だと考えている。ノイズは、センサーや通信機器に干渉し、自動運転システムの精度や安全性に影響を与える可能性がある。インターンで実際に分解調査やEMI、EMCへの対策や評価、解析を行う経験はこれから自動運転技術に携わりたいと考えている私の専門的な知識を深め、実際の開発現場での課題解決能力を培ってくれると確信している。
研究内容に関しては、なるべく専門用語を使わずに誰が読んでも理解できるように書くことを意識した。また、応募動機やインターンで学びたいことを自身の研究内容とマッチさせながら書いていった。テーマを選んだ理由に関しても研究内容と関連性を話すことでエントリーシート全体で一貫性を持つようにした。