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村田製作所の夏インターン体験記(技術職全般)_No.22259

参加した先輩たちの口コミ・選考対策

基本情報
2026年卒|横浜国立大学大学院|男性|理系
満足度
2024年9月上旬
京都府
2週間以内
交通費支給あり
昼食支給あり

選考情報

選考フロー

ES

提出締切時期 2024年6月下旬
大学における研究テーマとその内容について教えてください。(400字以内)

「ミリ波帯無線信号を光信号に直接変換できる光特性変換器の新アンテナ構造の設計・開発」を研究している 。情報化社会の発展に伴い、高速・大容量通信を実現するミリ波帯が注目されているが、ミリ波帯通信システムの構築には多くのアンテナと効率的な中継が必要である。そのため、ミリ波信号を光信号に変換し、光ファイバで高速・低損失に伝送するシステムの研究が進む 。従来のシステムでは電気信号の伝送損失や外部電源の必要性が問題だった。本研究では、アンテナに光変調器を集積し、アンテナで受信したミリ波電界を光路に印加して光変調を行うことで、外部電源を不要にする。また、変調量を増大させるために 光を小さい空間に閉じ込める構造を採用する。現在、素子数を増やして位相変調量を増加させ、電界増幅率などを考慮したアンテナ形状を設計している 。今後は作製難易度も考慮しつつ、適切な素子数と配置を決定していく方針である。

学生時代に頑張ったことについて教えてください。(100文字以内)

学生時代に塾講師のアルバイトを経験した。講師間の生徒の情報共有が不十分で、生徒の勉強意欲や授業の質が低下していた。そこで生徒の状況を共有し、内面のケアも行うことで生徒の立場になって指導した。

当社インターンシップへの応募動機およびインターンシップを通じて学びたいことについてお書きください。(200字以内)

私は、常に変化する情報通信社会に対応するための人材育成と仕事にやりがいや成長を感じることを重視している貴社の姿勢に魅力を感じている。私は高周波に対応した半導体光デバイスの研究を進めていく過程で通信技術や電子部品は常に進化し続け、自身もこの仕事に携わり、達成感を感じながら一緒に成長したいと考えた。貴社のインターンでは、設計と評価を通じて実際に作った物が社会でどのように役に立つかを学びたい。

第1~第5希望テーマを選んだ理由を教えてください。1.93、2.80、3.54、4.33、5.35(文字数指定なし)

テーマ93、80、54を選んだ理由【無線通信技術で世の中を便利にしたい】
私は無線通信技術に強い関心を持ち、その可能性に魅了され続けている。現在、私は「ミリ波帯無線通信に向けた光変調器」の研究に取り組んでおり、その過程で無線通信技術を用いた自動運転システムに興味を惹かれた。自動運転において車両周辺の物体との相対距離を計測するためのセンサーとしてミリ波レーダーがあり、これは誰もが自由に移動できる社会の実現に必要不可欠だと考えた。また、日常生活で必ず使用されるクレジットカードや交通系ICカードなどに搭載されるRFIDはこれからも人の生活を支える根幹となると考えており、モノづくりだけでなく他業種との関わりも含めて考えることで高周波技術を用いる自身の研究にも貴重な体験になると感じた。私は特にミリ波を受信するアンテナ構造や配置に着目し、研究している。その過程でHFSSを使って設計を行っていたことで、テーマ93、80のミリ波アンテナの設計、デバイス評価に自身のアンテナ設計や電磁界シミュレーションの知識を活かせると考えている。また、普段使用しているスマートフォンのような身近な無線通信機能を再現する通信モジュールの開発体験を通して通信技術全般に対する知識も深めたいと考えている。インターンの過程で出た疑問を実際に技術者として働いている先輩社員に質問しながら取り組める点も非常に魅力を感じた。
テーマ33、35を選んだ理由【電動化する自動運転でのノイズの立ち位置】
私は前述の通り自動運転技術に興味を持っており、実用化される過程で、ノイズは重要な
問題だと考えている。ノイズは、センサーや通信機器に干渉し、自動運転システムの精度や安全性に影響を与える可能性がある。インターンで実際に分解調査やEMI、EMCへの対策や評価、解析を行う経験はこれから自動運転技術に携わりたいと考えている私の専門的な知識を深め、実際の開発現場での課題解決能力を培ってくれると確信している。

エントリーシート記入時に注意した点やアドバイス

研究内容に関しては、なるべく専門用語を使わずに誰が読んでも理解できるように書くことを意識した。また、応募動機やインターンで学びたいことを自身の研究内容とマッチさせながら書いていった。テーマを選んだ理由に関しても研究内容と関連性を話すことでエントリーシート全体で一貫性を持つようにした。

筆記・WEBテスト

テストの種類 受験場所 詳細
SPI テストセンター会場 -
WEBテスト・筆記試験でおすすめの解答テクニック

スピードを意識せずにとにかく正確性を意識して回答しました。テストセンターは受験者一人一人に合わせて問題が変わるので早く回答しなければならないというわけでもなく、なるべく正答率を高めることが必要である。

効果があったWEBテスト・筆記試験の勉強/対策方法

赤本といわれる参考書で勉強しました。一周目で間違ったところを二週目で確認する形で勉強した。

面接

参加者 面接官:1名 学生:1名
面接時間 30分
難易度 普通
雰囲気 和やか
面接で聞かれた質問事項

学生時代に力を入れたこと,研究内容について,インターンの志望理由

逆質問の機会はありましたか?
はい
いいえ

大学院での研究活動の経験はどのように活きますか,学生時代と社会人で意識することが変わることは何ですか。,インターンでは、社員の方とお話する機会はどれくらいありますか。

選考を振り返って

インターン選考で重視されていた点はどこだと思いましたか?

インターン選考では、電子部品業界にどれだけ興味があるか、自身の研究活動にはどれだけ力を入れているかを見られていると思いました。やはり理系の企業ということもあり、大学院での研究が重視されていると感じました。

効果があったなと思う面接の練習方法

とにかく学生時代に力を入れたことと研究については、何を質問されても答えられるようにしました。また、知らない人に面接官をやってもらって、気になった部分を教えてもらうなどをしました。

面接指導官に言われた、または自分で編み出したおすすめの面接テクニック

研究の紹介では、相手が自分の研究におけるオリジナリティの部分をしっかり理解できることが重要だと思いました。なので単なる説明で終わらず、自分が何をしてきたか、何をしているかが伝わるものにしてください。

インターン概要

開催時期 2024年9月上旬
開催期間 2週間以内
開催エリア 京都府
開催場所 オフィス
職種 技術職全般
プログラムの内容 レクチャー中心,プレゼンあり,フィードバックあり
このインターンで学べた業務内容 機械・電子機器設計
給与は発生しましたか?
はい
いいえ

昼食費は支給されましたか?
はい
いいえ

交通費は支給されましたか?
はい
いいえ

インターン内で残業はしましたか?(自主的な追加の準備工数含む)
はい
いいえ

インターンシップの内容

テーマ

センサ付きRFIDタグの解析と評価及び電子部品開発の流れ体験

内容

二週間のインターンだった。最初の一週間は圧力センサが付いたRFIDタグについている圧力データとタグが受け取った電波のデータを取り、そのデータのとり方などを自分なりに工夫しながら、方向を変えてみたり、タグの裏側から圧力をかけてみたり実際に必要そうなデータを取った。二週間目は、RFIDタグの評価や耐熱性などを、技術アシスタントの方のお仕事を手伝うという形で体験した。また、製造技術の方や設計分野の方など開発に携わるほとんどの領域の方とお話する機会が多かった。

その場での内定や本選考での1次選考免除など、インターン参加学生だけの優遇はありそうでしたか?
はい
いいえ

参加した学生全員が12月ごろの早期選考に呼ばれた。その際、ESは提出必須だったがWebテストなどは免除され、最終面接スタートでした。

この企業に対する志望度は上がりましたか?
とても上がった
上がった
変化なし
下がった
とても下がった

インターンの中で開いていただいた座談会の中で、社員さんから転勤の話を聞き、自身が思っていた以上に勤務地が変わることを伺ったのでそこの部分では志望度は下がってしまった。しかし、実際の会社の雰囲気や自分が電磁部品業界に合っているかがわかったのでいい機会だった。

個別面談/OBOG紹介/交流会など、インターン参加者に社員や人事から連絡はありましたか?
はい
いいえ

ビズリーチキャンパスでOBOG訪問ができますという連絡はきました。

一緒に取り組んだ学生のレベルはいかがでしたか?
かなり高い
高い
普通
低い
かなり低い

あまりインターンのテーマの中で一緒に関わった人がいないので、何とも言えないが皆さん学歴は高い人が多く、目指している企業ややっている研究もレベルが高い方が多かった印象。

会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?
とてもよかった
よかった
普通
悪かった
とても悪かった

皆さんとても気さくで話かけやすい人たちでした。

この企業に関する理解度は上がりましたか?
とても上がった
まあまあ上がった
変化なし

電子部品メーカーの中でも村田製作所の強みや立ち回り、弱みなど選考において非常に重要な要点を知ることができたと思う。

このインターンを通してあなた自身は成長できましたか?
とても成長できた
まあまあ成長できた
変化なし

挨拶や社員の人との関わり方を根本から教えてもらったので、そこは成長した気がする。

このインターンの内容は充実していましたか?
とても充実
充実
普通
不満
とても不満

最初の一週間は、やる事が明確でセンサー付きRFIDタグの解析という形だったが二週間目はやる事がバラバラで明確ではなくほとんどいろんなお仕事を体験する形だった。おそらく二週間目にメンターの方が展示会でいなくなってしまったため、このようなスケジュールになったと考えられるがもう少し解析のテーマを長くやりたかったです。

この企業のインターンを通して学んだことを教えてください

このインターンで、電磁部品の製品開発を最初から最後まで知ることができた。また、それに加えて社会人になるうえで必要な素養や考え方もかなり上の立場の方が教えてくださったのでとても自分としては成長できたと感じています。

この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします

この企業のインターンは一つのテーマに対して1人とかなので、行くだけでも難しいです。おそらくですが、自分の研究と近いものやなんらかの活かせるものがあれば通りやすいと思うので、そこをESでも面接でも全面的に押し出してみて下さい。

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