デンソーの夏インターン体験記(技術職)_No.20039

実際の事例を題材にした生産現場における課題解決型グループワーク

会社説明→グループワーク1（生産現場で起きた問題の原因究明と解決策提案）→グループワーク2（新たな生産設備開発に関する提案）→座談会

参加した学生全員に早期選考が案内される。

座談会で接した社員の方々からは、技術への深い探求心や常に新しいことに挑む姿勢が伝わり、企業文化としての魅力を実感した。また、福利厚生が手厚く、長期的に安定して働ける環境が整っている点にも魅力を感じ、志望度が上がった。

東海地方の国立大学に通う学生が多く、大半が理系院生だった。議論はスムーズに進んだものの、踏み込んだ意見や新しい視点が出ることはあまりなく、安定した進行という印象だった。

座談会を通じて、社員の技術に対する探求心や挑戦を楽しむ姿勢に触れ、さらに待遇の手厚さや柔軟なキャリア形成の仕組みにも魅力を感じたから。

会社説明や2つのワークを通じて、生産技術職の役割や求められる視点について理解が大きく深まった。単なる作業効率化だけでなく、安全性やコスト、現場との連携といった多角的な視点が必要であることを理解した。

限られた時間の中でチームの意見を整理し、全員が納得できる形にまとめる経験を通じて、周囲と協力しながら成果を出す力が身についた。

1日での開催だったことに加え、ワークの内容もやや詰め込み気味だったため、各工程をじっくり考える時間が少なく、もう少し深掘りした議論や振り返りの機会が欲しかったと感じた。

課題解決に必要な本質の見極め方と、チームで意見を出し合いながら答えを導く力の重要性を学んだ。生産現場の実例をもとに原因を分析し、限られた時間で提案をまとめる中で、論理的思考力や協働の大切さを実感した。また、社員との対話を通じて、現場で求められる姿勢や社風を知ることができ、自分のキャリア観を見直す良い機会にもなった。

選考フローではWebテストが2回(SPI、Web-CAB)あるため、それぞれのテストの完成度を高めておく必要がある。グループワークでは時間制限が厳しいため、事前にグループディスカッションを練習し、慣れておくと良いと感じた。