古野電気の夏インターン体験記(技術職)_No.19783

私は電磁波の一種であるテラヘルツ波を用いた全固体電池評価装置の開発を行っています．近年，電気自動車の普及により，二次電池の性能向上が求められています．全固体電池とは，全ての材料が固体で構成されていることから，現在主に使用されている液系リチウムイオン電池と比べて，安全性が高く次世代の二次電池として注目を集めています．この全固体電池の実用化に向けては内部の電気化学反応を解明する必要があります．そこで，私はテラヘルツ波を用いて，電極や電解質で生じる電気化学反応を計測できる装置を開発しています．この装置は動作中の全固体電池のリアルタイム計測ができ，非破壊，非接触で全固体電池の電位変化を計測することが可能です．現在は電極表面の電位分布を計測する手法の開発を行っています．電極の電位分布を評価することで，全固体電池のさらなる性能向上につながると考えています．

ダブルダッチのリーダーとしてチームの士気を高め，目標であった全国大会に導きました．私はダブルダッチ団体に所属し，週に4回の練習を行っていました．当初はコロナ禍で練習環境が大きく変化し，チームのモチベーション低下から演技の質が落ちる課題がありました．この競技は全員の熱量と共通認識がなければ成功が難しいと考えた私は，チームの意識を高めるため，2つのことに取り組みました．1つ目は一人一人の考えを聞き取り，ミスのない演技を共通目標に設定することで，チームの一体感とモチベーション向上に努めました．2つ目は，練習動画を編集して手本の動画を作成し，チーム全体でミスのない演技のイメージを共有できるようにサポートしました．その結果チームの士気が向上し，ミスのない演技ができたことで全国大会に出場できました．この経験を活かして，貴社でも課題解決に向けて，チームの士気を高めながら取り組むことで貢献したいです．

ものづくりを通して社会に貢献している会社であること．
会社で生み出された製品が社会で利用されているところを目にできることがやりがいに繋がると思うから．
幅広い業界に領域を広げている会社であること．
幅広い技術から，新しい価値を生み出すことで社会の役に立ちたいと思うから．

貴社を知ったきっかけは，就活サイトのOfferBoxでオファーを頂いたことです．インターンシップ説明会に参加し，貴社は船舶用電子機器のリーディングカンパニーとして世界で高いシェアを誇り，戦後の食糧不足解消のために漁業に革命を起こした魚群探知機で培った技術を基に，現在は陸上・医療・気候観測など幅広い業界に事業領域を広げている点が私の軸とマッチし，興味を持ちました．

研究開発職コースを志望します．その中でも，レーダー技術の開発に興味があります．私はテラヘルツ波を用いて全固体電池の内部を可視化できる装置の開発を行っており，みえないものをみる技術に魅力を感じました．

私は貴社のレーダー技術について興味があります． 船舶用レーダーは自ら発射した電波の反射波を捉えることで，海上の他船や航行上の障害物を探知することができます．このような周囲の状況を正確に把握するためのレーダー技術は自動航行化による人の負担軽減や海上事故減少につながり，さらに，悪天候や夜間でも信頼性の高い航行が可能になり，海運業界全体の安全性と効率性を向上させると思います．

簡潔に書いた

時間を意識して取り組むことです

参考書を買い，何度も問題を解きました

自己紹介,研究内容,学生時代に力を入れたこと

笑顔

動画で撮影して，笑顔の練習した

動画で撮影