富士通の秋冬インターン体験記(Engineer)_No.18930

業務体験型ワーク。企業説明が少し行われた後、グループに分かれて実践的なSE業務体験を行った。その後座談会も行われた

1日目にやったこと
インターン初日の冒頭で、富士通の企業概要、事業内容、そしてシステムエンジニア（SE）としての役割について簡単な説明が行われた。グループに分かれ、実際のSE業務を疑似体験するワークに取り組んだ。具体的には、顧客の課題をもとに要件定義を行い、どのようなシステムやソリューションが適切かをチームで議論しながら提案を作成した。

2日目にやったこと
1日目に作成したソリューション提案の内容をさらに深め、具体性や説得力を持たせる作業を行った。社員からのアドバイスやフィードバックを反映させながら、提案内容を整理し、課題解決に向けた最適なソリューションを模索した。各グループが順番に提案を発表し、社員から直接フィードバックを受けた。発表では、課題解決の具体性や実現可能性について評価されると同時に、提案の強みや改善点を指摘してもらうことができた。

インターンで要件定義やシステム設計などのSE業務を実践的に体験したことで、SEの業務が単なる技術職ではなく、顧客と密接に関わりながら課題を解決するクリエイティブな仕事であることを実感した。一方で、業務の中には単調な作業も含まれることを知り、SEとして働く際の具体的な課題や難しさも理解できた。
富士通のSE業務の具体的なイメージが持てた一方で、社員の雰囲気や企業文化が自分の求める活発で挑戦的な環境とは少し異なると感じた。このため、富士通への志望度は若干低下し、他社のインターンや選考を通じて、より自分に合った環境を探そうと考えるようになった。

国公立、早慶、MARCHなどの理系、理系院生がほとんどであった。落ち着いた協調性がある人が多く、その中でも情報系の人が多かった印象である。

社員が各グループを巡回し、課題解決のプロセスや提案内容についてアドバイスを提供してくれた。具体的には、提案の実現可能性や説得力を高めるための視点を教えてもらい、顧客視点での考え方の重要性を学ぶことができた。座談会では、静かで控えめな人が多い印象であった。

インターン中、実際のSE業務を体験する形で、顧客の課題に対してどのような解決策を提案できるかを考えた。課題解決のために、顧客のニーズを深く理解し、チーム内で意見をまとめながら提案を作成するプロセスを学ぶことができた。顧客のニーズを正確に把握し、それに基づいた課題解決の提案を行う力を学んだ。特に、顧客の意図をくみ取りながら要件定義を行うプロセスを経験したことで、実務における重要なスキルを体得することができた。グループワークを通じて、メンバーと協力しながら課題に取り組む中で、意見の調整や役割分担の重要性を学んだ。特に、全員の意見を取り入れながら、効率的に作業を進める方法を模索する中で、コミュニケーションスキルを向上させることができた。

要件定義やシステム設計の流れについて、基本的な知識を事前に学んでおくべきだった。特に、要件をどのように整理し、システムとして具体化するかのプロセスを学ぶことで、インターン中の課題解決がスムーズになったと感じる。