みずほリサーチ&テクノロジーズの夏インターン体験記(Experienceコンサルタント)_No.20281

大型ショッピングモールの売上向上施策の立案

1日のオンライン形式で開催された。まず、会社概要およびコンサルタント部門の業務内容について説明があった。その後、7名程度のグループに分かれ、ブレイクアウトルームでグループワークに取り組んだ。課題は「大型ショッピングモールの売上向上施策」で、現状分析、課題特定、具体的な施策立案、効果測定の方法までを議論した。ワーク中は社員の方がルームに常駐していたが、基本的には見守る形で、議論にはあまり介入しなかった。前提条件の設定に時間を要したが、そこをしっかり固めたことで、後半の施策立案がスムーズに進んだ。ワーク終了後、班ごとに発表を行い、担当社員の方からフィードバックをもらった。最後に、社員の方々との座談会が30分ほど設けられ、自由に質問することができた。

インターンシップ当日に内定や選考免除はなかった。しかし、後日、インターン参加者限定のオンライン座談会に招待され、その座談会に参加することが早期選考への入り口となっているようだった。（私は残念ながらその座談会には参加しなかったが、後から知って非常に後悔した。）

志望度は上がった。参加前は、銀行系のグループ会社ということで、堅い社風をイメージしていた。しかし、インターンや座談会を通じて、年次に関係なく論理性が重視され、若手でも挑戦できるフラットな雰囲気を感じ取ることができた。また、ITコンサルティング部門が扱う課題の幅広さや、民間企業だけでなく公共分野の案件にも携われる可能性がある点に魅力を感じた。自身の専門性を活かしつつ、多様なフィールドで活躍できる可能性を感じ、志望度が高まった。

インターン参加者限定のオンライン座談会の案内があった。その座談会に参加すると、さらに早期選考に関する連絡があった模様。

全体的にレベルが高いと感じたが、班によっては差もあったかもしれない。私の班には理系の大学院生が多く、論理的思考力や課題分析力に長けた学生が多かった。コンサルティング業界を志望している学生が多く、議論も活発だった。一方で、選考がESとWEBテストのみということもあり、様々なバックグラウンドの学生が参加していた印象だ。

社員の方々は落ち着いていて、知的な雰囲気だった。グループワーク中のフィードバックはやや抽象的な部分もあったが、座談会では質問に対して非常に丁寧に、かつ率直に答えてくれた。銀行グループとしての規律は感じられたが、体育会系のような雰囲気はなく、ロジカルさを重視する社風だと感じた。

ITコンサルタントの業務内容について、解像度が大きく上がった。特に、クライアントの課題を分析し、ITソリューションを用いて具体的な解決策を提案するプロセスを、グループワークを通じて疑似体験できたことが大きい。「大型ショッピングモールの売上向上」というテーマに対し、データ分析、顧客体験設計、システム導入提案などを組み合わせる必要があり、コンサルタントに求められる思考の幅広さと深さを理解できた。

成長できたと感じる。特に、前提条件が曖昧な中で、チームで議論しながら仮説を立て、検証し、具体的な施策に落とし込んでいくプロセスは、非常に実践的で思考力が鍛えられた。また、多様な専門性を持つ学生と協力して一つのアウトプットを出す経験を通じて、チームワークやコミュニケーションの重要性を改めて認識した。

非常に充実していた。1日という短い時間だったが、企業説明、実践的なグループワーク、発表、社員との座談会と、内容が濃かった。特にグループワークに十分な時間が割かれており、深く議論することができた点が良かった。

みずほリサーチ＆テクノロジーズにおけるITコンサルタントの役割と、実際の業務プロセスの一端を学ぶことができた。課題解決においては、論理的な分析力だけでなく、多様な関係者と協力してプロジェクトを進める力、そして前提条件から自ら設定していく主体性が重要であることを実感した

選考はESとWebテストのみなので、まずはWebテスト対策をしっかり行うことが重要だ。ESでは、なぜITコンサルタントなのか、なぜみずほリサーチ＆テクノロジーズなのかを、自身の経験と結びつけて具体的に書くと良い。インターン当日は、積極的に議論に参加し、チームに貢献する姿勢を見せることが大切だと思う。また、インターン後の座談会は早期選考に繋がる可能性が高いので、必ず参加することをおすすめする。