日本総合研究所の秋冬インターン体験記(IT(PMコース))_No.22548

プロジェクトの課題にプロジェクトマネージャーとして対応する(Vpassの改良プロジェクト立案)

インターンシップでは、実際の業務を模した「ITを活用した課題解決型グループワーク」が中心でした。具体的には、ある金融機関が抱える業務課題に対し、ITを活用した業務改善の提案を行うものでした。業務フローを把握し、課題を特定したうえで、コスト・セキュリティ・ユーザビリティといった観点を踏まえた提案が求められました。システムの導入可否だけでなく、業務プロセスや人の動きまで踏み込んで考える必要がありました。1チームは4～5人で10グループ弱いました。

参加者全員に早期選考の案内が来るため。また、早期選考ではいくつかの選考過程が免除される。

インターンを通じて、社会的インパクトの大きい金融×IT分野に挑戦できる環境や、社員の方々の高い専門性と熱意に触れ、ここでなら自分の成長と社会貢献の両立ができると実感したからです。

リクルーターがついてくれた。

限られた時間の中で本質的な課題に対して深い議論が交わされ、論理的かつ柔軟な意見を出し合う姿勢に刺激を受けました。特に仮説構築から課題整理のスピード感と質の高さに驚かされました。また、MARCH以上の学歴の学生が中心だったためです。

落ち着いた中にも熱意があり、学生の意見にも真剣に耳を傾けてくれる姿勢が印象的でした。実際の業務に対する誇りや責任感も伝わってきました。

参加前は「ITコンサル」と漠然とした印象でしたが、参加を通じて“社会課題の解決をシステム面から支える”という役割をより具体的に理解できました。特に、金融インフラを支えるシステム開発の重要性に気づけたのは大きな学びでした。

実践的なグループワークとフィードバックを通じて、実際の業務の流れや考え方を体感でき、業界理解と自己成長の両面で非常に有意義な時間でした。

日本総研のインターンを通して最も学びが大きかったのは、「お客様視点」と「ITを用いた課題解決力」の重要性です。グループワークでは、金融機関が抱える業務上の課題に対して、実際にITソリューションをどう適用するかをチームで考え抜きました。限られた時間の中で、お客様の業務を深く理解し、本質的なニーズに迫ることの難しさとやりがいを実感しました。また、社員の方々のフィードバックから、自分たちの提案に対する評価ポイントや、業務において求められる視点の深さを学ぶことができました。ITソリューション職が担う「裏方ではなく、顧客と並走するパートナー」としての役割の重みを実感し、より一層志望度が高まりました。

このインターンは、事前準備をしっかり行うことで得られる学びが格段に大きくなると感じました。特に、金融業界の基本構造や業務課題について一通りの理解を持っておくことで、グループワークの際に的確な提案ができるようになります。また、チームでの議論では、積極的に発言することと同時に、他者の意見を引き出す姿勢も大切です。一人で正解を出すというよりは、チーム全体でより良い解を導く力が問われます。日本総研の社員の方は学生の考えを丁寧に受け止めてくださるので、緊張せず、自分の意見をしっかり伝えることを意識すると良いと思います。