オージス総研の夏インターン体験記(SE)_No.24812

下流工程（エネルギー料金システムのUI開発）と上流工程（既存システムへの動画配信サービス追加の要件定義・提案）がテーマであった。

2日間の構成であった。1日目は会社説明と目標設定から始まり、その後「下流工程」をテーマにしたグループワークと解説、振り返りが行われた。2日目は「上流工程」をテーマにしたグループワークと解説、2日間の総括としての振り返り、最後に今後の選考に関する説明があった。

インターン参加後に別途開催される座談会への案内

インターン参加後に別途開催される座談会への参加が早期選考の条件となっており、すべての参加者が優遇を受けられるわけではないと感じたため。

座談会への案内

参加者は地方国公立大学や「関関同立」レベルの大学に所属する学生が多く、全体的にレベルは高かった。グループワークにおいても、協力的で「より良いアウトプットを出そう」という意欲の高い学生が多かったため、議論が活発に進んだ。

交流できた社員が人事担当者のみであり、現場で働くエンジニアやコンサルタントの方と話す機会がなかった。そのため、具体的な働き方や企業の雰囲気を深く理解することは難しかった。

上流工程と下流工程の両方を体験できたことで、SIerの事業全体への解像度が高まった。また、親会社以外の顧客も多く持つ独立系の側面が強いことや、事業範囲の広さを具体的に理解できた。

自身の課題であったゼロベース思考を意識しながらグループワークに取り組むことができた。チーム内の認識合わせを積極的に行うことで議論の質を高め、より良いアウトプットを出すプロセスにおいて成長を実感できた。

SIerの業務内容である上流工程と下流工程の両方を2日間で体験でき、事業全体への理解を深められたから。また、自身の課題であったゼロベース思考を実践する機会もあり、成長を実感できたため。

顧客の課題解決において、提示された選択肢の中から最適解を選ぶだけでなく、企業の技術力やアセットを踏まえた上で、新たな付加価値を創造し提案することの重要性を学んだ。そのためには、固定観念に囚われずゼロベースで思考する姿勢が不可欠であることを痛感した。

選考では「なぜこの企業なのか」をESで深く問われるため、企業研究が重要である。インターンでは、与えられた課題に留まらず、ゼロベースで付加価値を提案する姿勢が求められる。また、参加後の座談会が早期選考の条件となるため、志望度が高い場合はインターン後の日程も確保しておくべきである。