2011年卒東芝の志望動機詳細（東京工業大学大学院/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

11年卒

理系

男性

学校名

：

東京工業大学大学院

職種

：

非公開

志望動機

私が現在まで特に力を入れて取り組んできたことは大きく分けて2つあります。それは学部時代には弓道部、そしてその後は研究です。そこで私は多くの経験を積み成長できました。
　弓道部時代には1年生指導責任者という役職についていました。そこで私は人に自分の言いたいことを正確に伝える難しさ、そして楽しさを知りました。最初は、何も知らない1年生に専門用語のようなものを使ってしまい伝わらないことが多かったのですが、次第に噛み砕いた言い方を覚え、また人によって伝え方を変えることでより理解が深まることがわかりました。またそれは私自身の成長にも関係することで、人に自分の状態をわかりやすく伝え的確な指導をもらえることで上達し、最終的には大きな大会でスタメンとして出場することもできました。この体験から私はチームで協力していくことの楽しさ、力強さを実感しました。この経験を今後も活かし、周りと協力し1人ではできないような仕事に取り組んでいきたいと考えています。
　研究では未知のことに挑戦する難しさ、方法を多少なりとも理解できました。私の研究テーマは研究室に入った時に始まったもので、同テーマの先輩がいませんでした。また測定装置も自前では持っていなかったため、先生にほかの研究室のドクターの方を紹介していただきそこの装置を使用していました。このような背景で実験していたので、最初は測定系をあまり理解しないまま実験だけを進めてしまいデータの評価法を間違え、後になって気付くということが多くありました。しかしこのような問題が発生しないように私は測定、データの評価の時は測定値が実際はどこを見ているのか、データを換算する時の式はどこから導かれているのかを、事前に徹底的にチェックするようにしました。このことによりミスが減ったのはもちろんなのですが、自分が行っていることへの理解がさらに深まりました。この経験により私はあいまいに物事を進めることの危険性、そして自分が今何をしているのかを随所でチェックしていくことで物事への理解がはるかに深まることを知りました。
　上記の2つの経験を経て、自然と私が将来してみたいこととして、「周りと協力して」「未知のことへ取り組んでいきたい」と感じるようになりました。そこで御社のように「Leading Innovation」の精神で、周りと協力しながら新しい製品を作製している会社で働いてみたいと感じました。

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