2010年卒東芝の志望動機詳細（北海道大学大学院/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

10年卒

理系

男性

学校名

：

北海道大学大学院

職種

：

非公開

志望動機

米国の原子力ルネッサンスに代表されるように、原子力は一番脚光を浴びている業界の一つであり、その将来性を感じて原子力を専攻しました。元々、昔から物を作ることが好きであり、原子力に対する機械的な分野に興味を持ちました。そして、設計や図面書き、実験をすることが好きであったため、4年生では実験主体の研究を行っている原子力安全工学研究室に所属しました。研究室のゼミでは、過去に起こった原子力発電に関する重大事故や、それを防ぐための安全系を含めた各種機器の構造や役割を学んできました。また研究では、FBRのナトリウムの新技術のプロジェクトに関する共同研究に携わりました。目的の結果を得るための実験装置を研究室のチームで設計・制作し、結果を得るというプロセスから、物作りの大変さやチームワークの大切さを学びました。この経験は、協力して一つの物を作り上げるという仕事をする際に大いに生かされると考えます。また共同研究における他機関との研究成果発表会において、積極的に受け答えをして意見を述べることにより、自分の研究について様々な知見を得ることができました。同時に、プロジェクトに携わる様々な方との連携により、自分の行った仕事に自信をもち積極的に参加していこうとする姿勢が非常に重要であることを学びました。これらの経験を踏まえて、色々な方々と協力しながら、原子力メーカーでプラントの設計をしたいと考えるようになりました。
北海道電力の泊原子力発電所がPWRであることもあり、授業内容は主にPWRのものでありました。そして研究室ではFBRを扱いました。私は、何か仕事や研究を達成するためには幅広い分野の知識を使って多方面から考えることが大事であると考えます。幅広い分野の知識があれば、全く異なる分野の知識を生かして、斬新なアイディアを生み出すことが可能になるであろうと考えるからです。そのため、今まで学んできたPWRやFBRの知識を生かしつつ、幅広く学びたいという理由から、BWRを仕事にしたいと考えております。さらに、私は業務の中で日々努力し、自分のスキルを高めていくためには、世界規模で活躍できなければならないと考えます。貴社では米国へABWRを設置許可申請し、他の企業よりも一歩先に進んでいるという点で、海外で活躍できるチャンスを得やすいであろうと考えました。以上の理由より、この度は貴社を志望いたしました。

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