日立製作所の夏インターン体験記(SE（技術系）)_No.20427

「フロントSEとして、日立の持つサービスや技術を活用し、社会や顧客の課題を解決する新規提案を行うこと」でした。配属先ごとに与えられた課題に対して、市場調査からアイデア創出、具体的なサービス提案までを自ら考え、形にすることが求められました。

インターンの内容は、2週間にわたる実務型のプログラムで、1週目はテーマの理解や市場調査、社員の方とのディスカッションを通じて提案アイデアをブラッシュアップし、2週目はそのアイデアを仕様書や設計図にまとめ、上司やメンターと相談しながら最終発表に向けた準備を進めるというものでした。最終日には全体発表会があり、他の学生や社員の前で自分の提案を発表しました。

12月ごろに面談に招待された。実質の最終面接だったと予想される。

インターン参加前は日立製作所の具体的な業務内容や企業文化についてあまり理解がなく、自分がどのように貢献できるかイメージしきれていませんでした。しかし、インターンを通じて実際のプロジェクトに関わり、社員の方々と密に交流する中で、日立の社会イノベーションへの真摯な姿勢や、ITとOTを融合させた幅広い事業展開、そしてチームワークを重視する企業風土を体感しました。その結果、自分の価値観や目指すキャリアと日立の方向性が強く共鳴し、「ここでなら自分の力を発揮し、成長できる」と確信できたため、志望度が大きく高まりました。

定期的な交流会・OB訪問案内など

参加していた学生の多くが早慶や旧帝大、国公立大学、MARCHや関関同立といった有名大学の在籍者で占められており、大学院生も多く見受けられたためです。また、実際に一緒に作業を進める中で、研究や留学、体育会活動などユニークな経験を持つ学生が多く、課題への取り組み姿勢やコミュニケーション能力も非常に高いと感じました。さらに、日立製作所のインターンは倍率が高く、選考を通過した学生が集まっていることからも、全体的に優秀な学生が多いと実感しました。

日立製作所のインターンを通じて、実際の業務プロセスや現場の雰囲気を体感できたことが大きな学びでした。配属先で社員と密にコミュニケーションを取りながら課題解決に取り組む中で、分からないことを素直に質問し、周囲と協力しながら成果を出す姿勢の大切さを実感しました。また、チームワークや主体性、論理的思考力が求められる環境で自分の強みと課題を再認識でき、社会人として必要なスキルやマインドセットを学ぶ貴重な機会となりました。

日立製作所のインターンは実務に近い課題に取り組むため、事前に企業研究や業界研究をしっかり行い、自分がどの分野や業務に興味があるのか明確にしておくことが重要です。分からないことがあれば積極的に社員へ質問し、周囲と協力しながら取り組む姿勢が評価されます。技術的な知識や業務理解も大切ですが、それ以上にコミュニケーション力や主体性を発揮することが大切なので、臆せず自分から行動することを意識してください。