「資源調達から電力供給までを考慮した、バイオマス発電の事業成立性」について研究しています。近年、化石燃料を利用した発電比率低減策としてバイオマス発電が注目されています。しかしバイオマス発電は発電コストが高いことが課題です。そのため環境性と経済性を両立した発電システムの提案を目指します。具体的には、廃棄物や間伐材等のバイオマス混合による、資源量の安定や効率向上等の利点を活用した発電システムを構築します。その後、システム全体の CO2 排出量や発電量、投資回収期間を推定し評価します。この研究を通じて実際の地域を対象に、環境的・経済的に最適な発電システムを提案し、循環型社会の形成に貢献したいです。