住友重機械工業の秋冬インターン体験記(人事)_No.20511

人事部門の役割理解および性格検査を通じた自己理解と相互理解の促進

1日目は、会社全体の事業紹介と人事部門の役割に関する説明、若手社員との座談会を通じて企業理解を深めました。2日目は、事前に受検した適性検査の結果に基づき、社員から人事視点での性格検査の見方についてレクチャーを受けたほか、学生同士で検査結果を共有し「自身の個性をどのように仕事で活かすか」についてグループディスカッションを行いました。終始穏やかで、学びの多いプログラムでした。

性格や特性を一律に評価するのではなく、「いかにその人の強みを活かすか」という視点を大切にしている人事制度に強く共感しました。社員の方々の丁寧な対応からも、個人を大切にする社風が伝わってきて、より働きたいと感じるようになりました。

参加学生の多くが人事や組織論に関心を持ち、キャリア支援団体やゼミ活動などで実践的な知見を積んでいる印象でした。特にディスカッションでは、自身の性格特性を的確に言語化しつつ、他者の特性も尊重した上で議論を進めており、思考力と対話力の両方に長けた学生が多いと感じました。

人事の仕事は単に人を評価するのではなく、「その人の強みをどう活かすか」「どの部署であれば活躍できるか」といった、個性を尊重した配置・育成戦略が重要であることを学びました。また、社員の方が検査結果に基づいて学生の個性を丁寧にフィードバックしてくださったことで、人材を見極める視点や言語化の技術、組織における人の活かし方の奥深さを実感しました。

人事系のインターンでは、自己理解の深さや他者への共感力が求められます。性格検査の結果に対して、「自分はこういう特性を持っていて、それをどう活かせるか」まで考えておくと、2日目のディスカッションで発言に厚みが出ます。また、社員との対話も多いため、素直な疑問や気づきを積極的に言葉にする姿勢が評価につながると思います。