- 2023年8月中旬
- 千葉県
- 5日間
- 交通費支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2023年6月中旬 |
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環境サークルの全体統括としてコロナ禍の新入生の獲得並びにサークルの存続に貢献した。3か月で仕事の引継ぎに必要な25人程度の新入生を獲得することを目標とし、結果的に50人もの新入生の獲得に成功した。
本サークルは大学公認の所属人数が百名を超える大規模な団体であったため、コロナ禍では大学からの要請の下、対面での活動が禁止された。また新入生歓迎行事なども行えず、メンバーの過半数は解団に賛成していた。この状況に危機感を覚えた私は新入生獲得のために3つの取り組みを主導して行った。1.オンラインイベントの企画。2.SNSでの宣伝や質問箱の対応。3.公式LINEの運営。私の行動力が周りにも影響を及ぼし、解団を考えていたメンバーたちも協力してくれた。次第にメンバーたちは後輩がいるという楽しさに気づき、積極的に仕事に取り組んだ。この経験から、チームにポジティブな影響を与え、流れを変える率先力を身に付けた。
カルシウム黒鉛層間化合物の電気化学合成法の検討
現在リチウムイオン電池(LIB)は電気自動車用電源などの蓄電デバイスとして注目されている。しかしそのエネルギー密度は理論値に達する目前であり、これ以上の性能向上は見込めない。従って、現行のLIBを超える高エネルギー密度を有する新しい蓄電池の構築が求められている。そこで電荷キャリアにリチウムのような1価ではなく、2価の陽イオンを用いた開発研究が盛んに行われている。本研究では高温下での金属と黒鉛との直接化学反応によっては合成可能と知られるカルシウム黒鉛層間化合物(CaC6)の電気化学的合成に焦点を当て、それを可能とする電解液の開発及び電池を用いた負極の電気化学的な挙動の解析を試みる。本研究により期待される成果は、蓄電デバイスの可能性の拡張である。本研究において負極を黒鉛とする高容量なカルシウムイオン電池の作製が実現できれば、カーボンニュートラルを実現するための大きな1歩となることが期待される。
製品開発
現存するニーズ、また今の段階では潜在化しているニーズさえも形にし社会を豊かにしたいと考えているため。
環境
環境分野について学部時代から学んでおり、CSR・環境活動についても関心があるため。
電気化学分野の研究室の1期生となることを決断したことである。私のコースは原子力・放射線関連の研究が盛んで、学部時代はそれらを学習した。しかし二次電池に関する研究室が新設され、オープンラボを通じて大変魅力を感じた。先輩が誰一人いない環境に進むことは不安で困難に思えたが、自分の可能性を広げるため未知の分野を選択した。今では新しいことを学ぶ喜びとともに研究にやりがいを見出しこの決断に大変満足している。
5つの中で自分に当てはまるキーワードをはじめに聞かれていたので、一貫してそれに則ったエピソードを書くようにした。また、技術系の人がESを見てくれるようだったので、研究については少し専門的な内容に踏み込んで書いた。