ライオンの夏インターン体験記(研究職)_No.22910

新商品を開発するためのグループワーク

1日だけのインターンシップだったので全体的にコンパクトな内容でしたが、最初はLIONについてどのような製品を手掛けているのか、どのような強みがあるのかを簡単に社員さんからご紹介いただきました。その後、5,6人のグループに分かれて、新商品を開発するためのアイディアを議論し合いました。単に商品アイディアを出すだけではなく、どのような目的で誰に対して商品を生み出すのか、また具体的にどのような成分にするのかを技術者視点で考えました。最後に全体でプレゼンテーションをする時間があり、社員さんからフィードバックをいただける時間もありました。

多くの人の生活シーンを支える製品を長い間生み出していることもあり、人々に愛されるための技術やノウハウが蓄積しているように感じました。そのため、今後変わりゆく社会であっても、時代に合わせた商品を開発していく力があると思い、志望度が上がりました。また、多くの人の生活に貢献できる点でやりがいを感じる業務だと感じたので、そのような観点でも魅力的な職場だと思いました。

研究職ということもあり、ほとんどの学生が修士の大学院生でレベルの高さを感じました。専攻も学生によって様々であったので、新商品開発のグループワークの際にはそれぞれの専門性が発揮されており、議論のクオリティもとても高かったです。大学のレベル自体は東大や早慶の学生もいれば、地方国公立大学の学生もいたので、大学のレベルで選考されているわけではないと感じました。

学生に対しても真摯に向き合ってくださり、質疑応答やフィードバックを介して疑問などを解決してくださる姿勢が好印象でした。また、社員さんの働き方をうかがったときも、非常に働きやすいとのことでしたので、企業の雰囲気も良いと感じました。

本インターンシップを通して学んだことは、良い商品を開発する際には単に優れたアイディアを出すだけではなく、その背景もしっかり考える必要があることを学びました。具体的には、社会のニーズを捉えた上で誰をターゲットにするのか、どのような成分にすれば消費者は利用したくなるのか、開発スケジュールはどのようにすれば最適化など、会社内外問わずに考えるべきことはたくさんありました。そのような視点を本選考前に身に付けることができたので、参加して非常に良かったと感じています。

様々な専門性を有する学生が参加しているからこそ、皆で協力してユニークでありながらも論理的であるアイディアを創出して欲しいです。自分だけが目立とうとするのではなく、お互いにそれぞれの強みを引き出しあいながらグループワークを行う意識をもつことで、結果的に一人では考え付かなかったアイディアが生まれると思います。ひとりよがりにならずに、周りを巻き込みながら頑張ってください。