エーザイの夏インターン体験記(研究職)_No.22514

各職種や部署の仕事内容、会社への理解を深める

先ず各部署の簡単な説明と会社説明を聞く。その後ESで選択した希望部署を基にグループに分けられ、それぞれに各部署で働く社員の方が付く。その方へのインタビューをもとに部署で行われている研究内容や業務内容につついてスライドにまとめ、グループごとに発表と質疑応答を行う。その後グループごとにhhcに関する取り組みに関して動画を視聴し、学生同士で意見交換を行う。最後はオンライン上で興味のある部署の社員の方と自由に話すことができる座談会の場が設けられた。

参加した学生のうち、限られた人にのみ連絡があり、面接の選考があったと聞いた。その後の選考の流れは不明。そのためインターンへの参加から早期選考に繋がる可能性が高い。

各部署の業務内容への理解を深められた為である。名前だけのイメージや何をしているのかよくわかっていない部署も多くあったが、インターンを通してそれらを明確にすることができた。ES提出時には興味がなかった部署にも面白さを感じるようになり、その後の就職活動にも大きく影響を与えたと感じている。また、社員の方との交流が多かったことも理由の一つである。学生ばかりで話し合うことが多くなってしまう傾向が強いグループワークの中で、丸一日社員の方とコミュニケーションを取れるのはエーザイのインターンの特徴であると感じている。特に最後の座談会では選考を気にすることなく自由に話を聞けるため、非常に様々な情報を収集できたことも満足感に繋がった。

グループワークが非常になめらかに進んだことにレベルの高さを感じた。論点の決め方、話の進め方がとても上手く、かつそれぞれが臨機応変に役割分担をしていた印象が強い。ただ話し合いに参加するのではなく、議論が白熱している時には調べものを進めて異なる視点からの意見を取り入れたりすることで効率的に話し合いが進められていた。どの人も自分にはない観点をもって意見を述べられていて、自分の至らない部分や自分にはない観点などを知れる非常に良い機会だった。

気さくな方でインタビューにもかなり詳細に応えていただけた。それグループワーク以外で関わった社員の方も丁寧な方が多く、学生のことを思いやって接してくださっているのを感じた。

グループワークで行った部署理解とhhc活動の仕事体験を経て、大きく変化した。グループワークにおいて、自分が担当していた部署について理解が深められたことは勿論、他のグループの発表を聞くことでそれまで進路の候補として考えていなかった部署にも興味を持つようになり、視野を広げることができた、またhhc活動に関する仕事体験では企業理念の再理解に繋がり、エーザイがどのような思いをもって研究に取り組んでいるのか、自分はそれにどのように貢献できるのかを考え得るきっかけになり、エーザイの事業に対する姿勢を学ぶことができた。

他の大学の学生と交流することで、同じ製薬業界を目指す人がどれくらいのレベルの人たちなのかを知ることができ、その人たちと自分自身を比較してこれから自分がどうなるべきか、そのギャップを埋める為には何をするべきなのかを考えるきっかけになった。自分のこれからの成長に必要なものが明確になったことは大きな収穫だった。

1日中インターンを行うスケジュールであるため、内容は非常に充実している。単に会社への理解を深めるだけでなく、社員の人と関わる機会が多い為働く環境のイメージもしやすい。インターンの最後に座談会が設けられていたのも充実度に貢献していた。

研究者としての活躍の場が非常の大きいことである。部署ごとに扱っているものや担当するフェーズなどが細かく決まっていることから各部署の本選考でどこにエントリーするべきかを考える大きな判断材料になった。また各部署の魅力を知ることができたことで自分自身の今後の就職活動における進路への視野が広がった。hhc活動に関するプログラムの中ではエーザイの研究者としてだけではなく、製薬企業の研究者として社会に貢献することの意義ややりがいを改めて感じることができ、自分自身のやる気やモチベーションを保つ要素になった。

グループワークでどのような役割分担が存在するか、そのうちの何の役職であれば自分に合っているかなどをしっかり把握しておくと焦らずに済むと思う。またグループワーク辞退がどのように進んでいくものなのかをあらかじめ動画アプリなどを使って調べておくとよいと感じた。