- 2024年10月中旬
- 京都府
- 1日間
ES
| 提出締切時期 | 2024年7月下旬 |
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「柔軟な対応力」と「グローバルな対話力」が必要だと考える。 近年の製薬業界はデジタル技術の発展が目覚ましく、10年後はAIやビッグデータを活用した創薬や、臨床試験のDX化がさらに進展し、研究開発形態の迅速化や多様化が進むと予想される。従って、固定観念に捉われず新技術や情報を常に更新し、日々変化する環境に適応することが不可欠だ。そのため、新しい技術や手法を積極的に学び、効果的に活用できる柔軟性が必要である。 さらに、日本の医薬品国内市場が縮小傾向にあることから、10年後はグローバル展開がさらに加速し、海外企業との連携が一層緊密になると予想される。従って、海外メンバーとの意思疎通は不可欠であり、言語や文化の違いによる仕事の進め方や、表現の差異などの理解が求められる。そのため、相手方と信頼関係を構築するためには、異文化を深く理解した上で、常に相手の立場や状況を考慮できる対話力が必要である。
「研究開発費の高騰」と「薬価の引き下げ」が挙げられる。これらにより、製薬企業の利益創出が難しくなっている。 近年では、既存薬との差別化の困難さや未治療領域の開発難易度の高さから医薬品開発の成功率は低下している。さらに、臨床試験の大規模化や長期化により開発コストも増加しており、研究開発費は加速的に高騰している。この課題に対し、AIやビッグデータを用いた創薬や臨床試験のDX化など、積極的なデジタル技術の導入で、開発コスト削減と成功率向上を図っている。 また、先進国においては高齢化が加速し、医療費の抑制が求められている。特に日本では、ジェネリック医薬品の使用促進とそれに伴う頻繁な薬価の引き下げが行われている。さらに、2021年度からは薬価改定の頻度が年1回に増加し、引き下げのペースが加速している。そのため、日本の製薬企業は国内での投資回収が難しくなり、成長が見込める海外市場への展開を進めている。
貴社は「人々の健康と豊かな生活創りに貢献する」を理念とし、100年以上にわたり研究開発型の新薬メーカーとして多くの新薬を生み出し、ヘルスケア分野で医薬品業界を牽引してきた会社だ。さらに、医薬品事業に加え、機能食品事業にも進出し、多角的に人々の健康や生活を支えている。特に医薬品事業では、難病や希少疾患に向けた創薬に独自のアプローチで挑戦し、新薬創出の可能性が低いにもかかわらず、10年以上にわたり年平均1品目以上の新薬を上市する実績を上げている。また、これまで承認例の少ない新規モダリティである核酸医薬品の研究に20年以上取り組み、2020年に国産初の核酸医薬品である「ビルデプソ」の販売に成功した。このように、貴社は独自性を追求することで革新的な医薬品を創出し、持続的な成長を生んでいる。 私は、そんな貴社への理解をより深め、貴社で働くイメージを明確にするためインターンシップへの参加を志望する。私は、手術不可能と診断された父が抗がん剤で命を救われた経験から、医薬品が人生に与える影響の大きさを実感し、「いち早く有効な医薬品を上市し、患者さんの健康や生活に貢献したい」という想いを抱くようになった。特に、医薬品開発の最終段階である臨床試験を担当し、上市への重要な役割を担う臨床開発職に興味を持った。中でも、満たされにくいニーズである難病や希少疾患に積極的に挑戦し、「すべての人に、未来を、届ける」を本気で実現しようとする貴社に魅力を感じた。また、グローバル試験やデジタル技術を推進することで治験を効率化し、より多くの患者さんへより早く新薬を届けようとする姿勢に感銘を受けた。このような貴社でなら、私の想いが実現できると確信した。 インターンシップでは臨床開発職を中心に、他の職種についても詳しく学びたい。さらに、グループワークを通じて自身に不足している知識や能力を把握し、今後の成長に繋げたい。
具体的なエピソードを入れました。また、企業の理念や特徴を十分に調査し、自分の経験や考えがどのように貢献できるかを論理的に表現するよう注意しました。また、いくつかの就活サイトに登録し、内定者のエントリーシートを参考にして自分が元々書いたのを改善していきました。