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| 提出締切時期 | 2024年7月下旬 |
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私は「挑戦する力」が必要とされる能力だと考えている。創薬において挑戦することは重要であり、特にアンメットメディカルニーズを満たすためには独創的な発想や新規創薬モダリティが求められると感じている。そのためにはIT技術やAI、ビックデータなどを積極的に取り入れて活用することがますます重要となるため、従来の考えや価値観にとらわれず、新しいものを受け入れて挑戦していくことが必要である。また、「グローバルに対応できる力」も必要とされる能力だと考えている。製薬業界はすでにグローバルであるが、これはますます進んでいく。実際、国内の製薬会社でも海外売上高比率は年々増加している。このような環境下では海外の方との協力は欠かせないものとなり、円滑にコミュニケーションを取ることや、自分の考えを的確に伝えることは重要となる。さらにそれにとどまらず、多様性をもってグローバルな視点で物事を考えることも求められる。
日本の製薬業界においてドラッグラグやドラッグロスが大きな問題となっている。欧米で承認された医薬品のうち国内未承認薬が約140品あり、そのうち60%近くは国内での開発が未着手という報告がある。これは患者さんに治療薬が届かない事態を招くため早急な対策が必要だと考える。この原因として薬価引き下げ、臨床試験の長期化や高コストなどが挙げられる。薬価引き下げは医療費の軽減などにつながる一方で、製薬会社にとっては利益の減少につながり、結果として大きな利益を得られる医薬品しか開発しないことになりかねないと思う。そこで国はこの問題解決に向けた取り組みとして薬価制度改革を打ち出し、これによって創薬力強化やイノベーションの適切な評価を行い、ドラッグラグやドラッグロス問題に対応しようとしている。私は治療が困難な疾患に対する医薬品の創出のためにもドラッグラグやドラッグロス問題の解決、薬価制度改革は重要だと考える。
貴社は「人々の健康と豊かな生活創りに貢献する」という経理理念のもと、泌尿器科、難病・希少疾患、血液内科、婦人科領域に重点を置き、創薬に取り組んでいる。また、新規モダリティにおいても積極的に研究開発を行っていて核酸医薬品の「ビルテプソ」を創出するなど独自性のある挑戦を続けている。さらに中堅規模でありながら、売上高に対する研究開発費率が20%を超え、毎年新薬を開発していることなどから非常に高い研究開発力を持っていると実感している。また「ビルテプソ」や「ウプトラビ」などの影響で海外売上高比率でも40%を超えるなどグローバルにも力を入れている。私は貴社の「ひとりのために、本気になれるか。」というコンセプトに大変共感し、その理念の下で働く研究者の方々が研究開発にかける思いを体感したいと考え志望した。私が製薬業界に興味を持つようになったのは、祖父ががんを発症したことがきっかけである。薬や疾患をいろいろ調べていく中で有効な治療法がない疾患や既存の治療薬では十分な効果が得られない疾患が多く存在することを学んだ。この経験から新薬開発を通じて苦しんでいる患者さんに貢献したいと強く思うようになった。貴社は「ビルテプソ」や「ウプトラビ」といった難病・希少疾患などの医薬品を開発し、たとえ患者数が多くなくても、治療薬を待ち望んでいるひとりのために本気となり、世界の人々の健康に貢献している点が非常に魅力的である。このような難病・希少疾患領域で長年挑戦し続けている貴社であれば貴社にしかできない医薬品を創り、満たされないニーズに対する創薬を達成し、私の想いが実現できると思い貴社を第一志望と考えている。インターンシップに参加してワークショップや社員の方々と交流することで貴社をより深く理解し、企業で研究に取り組む姿勢や、研究者として現在の私に足りない能力などを明確にしたいと考えている。
筆記・WEBテスト
| テストの種類 | 受験場所 | 詳細 |
|---|---|---|
| TG-WEB | 自宅 | - |
| 開催時期 | 2024年8月下旬 |
|---|---|
| 開催期間 | 3日間 |
| 開催エリア | オンライン |
| 開催場所 | オンライン |
| 職種 | 医薬品研究職 |
| プログラムの内容 | レクチャー中心,グループワークあり,プレゼンあり,フィードバックあり |
| このインターンで学べた業務内容 | 基礎研究・応用研究・技術開発 |
インターンシップの内容
1日目は日本新薬についての内容や製薬業界を取り巻く環境についてクイズ形式で講義が進んでいった。途中で小さなグループワークがあり、日本新薬のキャッチコピーを考えるという内容だった。2日目からは各職種ごとのインターンシップとなり研究職では創薬グループワークが実施された。聞き馴染みのない6つの難病・希少疾患候補から、グループワークを通して治療薬を開発する疾患を選定する課題に取り組んだ。疾患の社会的意義や競合他社、原因など様々な観点から議論して創薬の実務的な課題を体感した。3日目は社風や社員の理解が中心でラボツアーやパネルディスカッションが行われ、環境や設備を体感した。また、パネルディスカッションでは、社員の方々が様々な質問に答えてくれたのでかなり理解が深まった。
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